ブロックチェーン調査会社ディア(Diar)が17日に公開したレポートによると、ビットコインは長期保有されていることが明らかになった。


ウォレットの1/3が長期保有の傾向に

ディアの調査によると200BTC(およそ1億4400万円相当)以上を保有するウォレットは、全体の55%に及ぶという。10BTC以上は全体の87%だ。そして、200BTCを保有するウォレットのうちの1/3が、一度も外部との取引をおこなっていないことが明らかになった。ディアは、この結果に対し、長期保有の投資家たちが2018年の弱気相場を気にしていないと分析している。ただ、これらのウォレットは、仮想通貨取引所が保有しているウォレットや、ウォレットの持ち主が秘密鍵を紛失しているケースも考えられるとのことだ。


著名な投資家たちはビットコインに対し強気

ディアが分析したように、2018年に入ってからビットコインの価格は低迷しているが、長期的な展望をもつ投資家たちは多いのかもしれない。直近では、著名投資家であり仮想通貨ファンドCEOも務めるマイク・ノボグラッツ氏が「仮想通貨市場は底をつけた」とコメント。同氏は以前から仮想通貨市場に強気のスタンスを示しており、来年末までに時価総額は80兆円規模になるとの予想をしている。また、同じく著名投資家ティム・ドレイパー氏は、今後15年の間で仮想通貨市場の時価総額は8000兆円に達すると超強気な予想をおこなっている。同氏は、2014年からビットコイン投資をおこなっており、今回ディアが調査した対象になっているウォレットでもあるだろう。加えて、ドレイパー氏は2020年までにビットコインの価格がおよそ2800万円に到達するという驚愕な価格予想も維持している。あまりに現在の規模とかけ離れたドレイパー氏の予想は的外れのように聞こえるが、同氏は2014年、ビットコインの価格が300ドルだったころ、2017年に1万円に到達するという適切な予想をしていたことで知られている。これら著名な投資家たちの発言を聞く限りは、ディアの調査結果にも頷けるだろう。