1日、リップル社主催の国際カンファレンス「SWELL2018」が開催された。ビル・クリントン元大統領も出席し、1日目は大盛況で終えたようだ。カンファレンスの内容をコインデスクが報じている。


ビル・クリントン元大統領がスピーカーとして登壇

コインデスクが報じたところによると、会はまずビル・クリントン元大統領の講演からスタートした。クリントン氏は、自身が大統領を務めた1993年から2000年代のeコマースに現在のブロックチェーン技術を重ねあわせコメント。「可能性やユースケースは極めて大きいが、マイナスなアイデンティティ政治や金融、社会政策で台無しにしてしまうおそれもある」と規制の重要性について発言した。


注目点はxRapidの商業化とOne Pay FXの地域拡大か

コインデスクが報じた内容のうち、重要だと思われるのは、「xRapidの商業化」、「One Pay FXの地域拡大」だ。xRapidの商業化については、先月リップル社の幹部がCNBCの番組で発言していたが、その通り、同社CEOガーリングハウス氏が公式に発表。すでに公式ブログでも公表されている。MercuryFX、Cuallix、Catalyst Corporate Federal Credit Unionといったリップル社と提携する企業が今後xRapidを利用していくとのことだ。また、サンタンデール銀行は、すでに公開されている国際送金アプリ「One Pay FX」を、スペイン、イギリス、ブラジルとポーランドにも公開することを発表。今後もユーザーと使用地域を拡大していく方針を述べた。One Pay FXは従来の国際送金を数タップ40秒で完了できるアプリで、今年3月からサンタンデール銀行が提供を開始した。国内でも、今秋に「Money Tap」のリリースが予定されているが、それに先駆けて公開されたアプリともいえる。


XRPの価格への影響は限定的

XRPは、9月の中旬以降、価格が急騰し、9月21日には一時100%高を記録し話題となった。その要因と言われているのが、この「SWELL2018」である。しかし、1日目の発表を終えた時点で大きな価格の変動はなく影響は限定的だ。上記の発表は、以前に発表されたものであり、すでに価格に織り込み済みとも言えるだろう。この後、開催される2日目の発表にも注目が集まっている。