29日のビットコイン市場は7000ドルで取引された。低迷が続いていたアルトコイン市場も安値から回復しており、8月の下落が一服した格好だ。


29日仮想通貨市場

29日のビットコイン市場は小動きで7000ドルを行き来する展開が続いた。8月中旬まで、価格は5800ドル近辺まで落ち込んだが、下落ムードも一服した印象だ。今後7000ドルをキープし、上昇していけるかが注目だろう。低迷が続いていたアルトコイン市場も回復。29日時点のコインマーケットキャップによるドミナンスは52.6%と依然ビットコイン取引が過半数を占めている状況だが、全体の時価総額はおよそ25兆円と上昇した。


年末に向け仮想通貨市場は上昇できるのか

仮想通貨市場の価格動向は読めないものの、投資家の注目は年末へ向け価格が上昇していけるかだろう。先日、バイナンスCEOザオ氏は、2017年9月と12月の価格を並べ、年最後の3カ月で価格が急上昇したことを示すツイートをした。仮想通貨市場は、2016年9月から12月にかけても価格が急上昇しており、今年も例年通り上昇するのかは注目のトピックになりそうだ。


年後半は市場が成熟していけるかが注目か

たった1年前と比べても、仮想通貨市場は大幅に成長したと言えるだろう。ちょうど1年前はビットコインがハードフォークするかの話題で持ち切りであったが、現在ではSEC(米証券取引委員会)がどう仮想通貨を規制するかの議論が行われている。それと同時に、機関投資家の参入や、ビットコイン先物・ETFなどの金融派生商品の充実、本日はカストディ(保管サービス)の保険の報道もあった。これまで、急激に成長してきた仮想通貨市場だが、専門家の多くは先物などの取引が増え、今後市場がさらに成熟の段階にはいると指摘するものも多い。直近では、9月30日におこなわれるビットコインETFの可否判断、11月にはNYSE(ニューヨーク証券取引所)が設立したBakktの先物上場が控えている。これらは、取引環境が整い、市場が成熟し、より仮想通貨業界が発展していく上ではかかせないトピックであろう。