ブロックチェーンBlockchain技術は、蒸気機関、電力、情報、インターネットなどに継いで、ビッグデータ、モバイルインターネット、クラウドコンピューティングなどの新技術と共に、金融経済の転換と進化を促進し、今現在で最もポテンシャルがあり、第5次産業革命を起こす革新的な可能性を秘めているのではないかと言われている。この事から、ブロックチェーンはここ数年でよく見るホットワードとなってくる。この観点を支持するかどうかは自由だが、もしあなたが未だにブロックチェーンを知らないとあらば、あなたはこの先文明社会で大きく出遅れるであろう!

そもそも、ブロックチェーンとは何か?

ブロックチェーンはブロックとチェーンの二つの部分から構成されている。これは言わなくてもわかるだろう。簡単に言えば、ブロックチェーンの本質は、チェーンでブロックをつないで、データを連続した多くのブロックに分けて、パソコンの中に格納するということである。



例を挙げて解説すると、下記の四角の枠は国家を表す。枠の中に表示されるのは、各国家の都市名称である。

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それ以外に、各枠の中にもう一つのハッシュ値hashと呼ばれた部分がある。ハッシュ値は一連の英数字を含む乱数(例えば、1hi515AHA5H)から構成される。その値は、各枠の中の情報によって確定する。


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技術上、ハッシュ値の生成過程が複雑な為、分かりやすく解説すると、各枠の中に三つの都市名が入った情報ブロックがある、ここからU.S.Aブロック内の各都市の頭文字をとって(NYLAC)というハッシュ値を生成したとしよう。この(NY-LA-C)ハッシュ値を次のブロックに埋め込むことで前後のブロックを連結することが出来る。これを「前ハッシュ値」(Prev Hash)という。

もし、ハッカーが USAというブロックを改ざんするためにU.S.Aブロック内にBostonという都市を追加した。そのブロックの新しいハッシュ値が「NYLAC“B”」となる。しかし、次のブロックIndiaの中に格納されている「前ハッシュ値」がやはり、「NYLAC」のままなので、前後のブロックがマッチングできず、チェーンを繋げることが出来なくなる。


つまり、ハッシュ値は前後の情報ブロックを繋げるチェーンの役割だけではなく、改ざんする行為そのものを防ぐ役割をも果たしている。


「では、次のブロックの「前ハッシュ値」も改ざんすれば、良いだろう!」と言い出す人もいるだろうが、それはあまりにも幼稚な考えであることに違いない。 

なぜなら、ブロックチェーンのデータは、単に1台のパソコン内のみに格納されるわけではなく、そのデータは、ブロックチェーンネットワークに接続しているすべてのパソコン内に同じデータがコピーされて格納されている。一旦、ブロックチェーンネットワークに加入すると、そのパソコンはすべてのブロックチェーンデータをダウンロードする。もし、ハッカーがそのブロックチェーンデータを改ざんしたとしよう、ブロックチェーンネットワークは一定周期でブロックデータを確認しており、その時に各パソコンのブロックチェーンデータで同一するデータを保持している割合が高いデータを信頼し採用する仕組みになっているため、一部を改ざんされたデータは割合が少ないために破棄される仕組みとなっている。


もう一つ説明する必要がある。実はブロックチェーンネットワークにおいて、データを除いてすべてのパソコンで実行するプログラムは同一となっている。

なぜなら、ブロックチェーンネットワークと繋がっているパソコンが一緒にこのプログラムを実行する。この点において、日常生活によく見られるパソコンを使うにあたってメカニズムが大きく異なる。例を上げれば、マイクロブログだ。これはすべてのデータと処理プログラムがマイクロブログ専用の大型サーバーに集中して置かれている。また、モバイルフォン、APP、PCアプリ、Webサイトなどのクライアントの主要な機能は、処理サーバーと交互するだけだ。

単一のサーバーに依存しているため、何らかのトラブルが起きた場合すべてのユーザーに影響が出る可能性がある。


一方で、ブロックチェーンネットワークは分散型であり、ブロックチェーンネットワークに接続したすべてのユーザのパソコンに依存して、共同でプログラムを実行する。つまり、ブロックチェーンネットワークにおける世界中にあるすべてのパソコンが機能停止に陥らない限り、プログラムが実行停止になることはない。

パブリックブロックチェーン

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それでは、改ざん不可能のブロックは、何に使うか。例えば、よく耳にするビットコイン


ビットコインはデジタル通貨であり、コイン自体に決済システム機能をもっている。上記の改ざん不可能な機能は、人々が安心して、すべての取引を行える核心になっている。前文で述べたように、人々が自分のパソコンを使ってビットコインのプログラムを実行して貢献することによって、報酬として、ビットコインがもらえる。通称これらの人たちマイナー(miner・掘削者)と呼ぶ。


イーサリアム(Ethereum、オープンのスマートコントラクト機能が備えるパブリックブロックチェーンプラットフォーム)は、複雑なプログラムを処理して、よく新しいデジタル通貨システムの構築に使われることがある。例えば、ベネズエラが発行した仮想通貨ペトロ(Petro)なんかである。何といってもゼロからブロックチェーンを開発し、自分のコミュニティを作ることは、非常に困難なことである。特に創設者は、自分のパソコンを使って構築とマイニングをしなければならない。


ブロックチェーンの応用としては、決済システムや暗号通貨だけに限らない。データ情報であれば任意の物でも応用することが出来る。例えば、ソーシャルネットワークまたは BitTiger のような学習プラットフォームなどである。


プライベートチェーン

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ビットコイン、イーサリアムなどは、パブリックブロックチェーンの例であり、だれでも参加することができる。もし、私たちが、自らのブロックチェーンを作ったら、どうだろう。無論、不特定多数の人間からデータを閲覧するのではなく、一部の関係者のみに情報を公開し、他から閲覧されることのない閉鎖的なブロックチェーンネットワークが存在する。通称、プライベートチェーンと呼ばれるものである。この技術は生活上のもっとの具体的な問題を解決することが出来る。


例題を上げてみよう


例:音楽サークルグループにおいての金銭のやり取り

ある音楽サークルグループが、音楽活動のためにスタジオを借りたとしよう。このスタジオには毎月の賃貸料が発生するため、グループメンバーはそれぞれから会費として一定金額を回収し、賃貸料の費用を当てることにした。

会費に関しては各自で封筒に現金を入れ鍵のついた箱の中に入れる形式で賃貸料の回収を行った。しかし、数か月後に不足金が出始め、グループ内で金銭の借り貸しが発生し始めた。最終的には事態が複雑になり、グループ間の人間関係が険悪になってしまった。


もし、ここにスマートフォンAPPでプライベートチェーンを導入したとしよう。常時ブロックチェーンによって誰が、幾ら会費を支払ったかが、ブロックデータとしてグループ全員に共有されるようになる。それを確認することで、誰が未払いなのか、もしくは金銭の貸し借りが発生して、借用人は誰なのか?といったデータをいつでも確認できるようになる。もちろん複雑なハッシュ値によってデータ改ざんは不可能となっており、安全に金銭のやり取りができるようになり閉鎖的なブロックチェーンなので不特定多数に閲覧されることもない。

ここまで解説すれば、ブロックチェーンについてもう理解できるだろう。