フォーブスは4日、2019年注目のフィンテック企業50社を発表した。仮想通貨・ブロックチェーン関連企業は6社がリストアップされており、前年の11社から減少した。


フォーブスが2019年注目のフィンテック企業を発表

フォーブスが発表した2019年注目のフィンテック企業の中で、仮想通貨・ブロックチェーン関連企業は、Axoni、Bitfury、Circle、Coinbase、Gemini、Ripple Incの6社。なお、これらの企業に順位付けはされていない。仮想通貨XRPのプロダクト開発でお馴染みのリップル社だが、今年で5年連続のリストアップとなった。この中で注目なのが、今年初めて選定されたAxoniだ。フォーブスによると、Axoniはニューヨークを拠点に2016年に設立されたスタートアップ企業。世界のデリバティブ市場をオーバーホールするスマートコントラクトを開発・提供を行う。同社は大手金融機関からも注目されており、昨年8月にはゴールドマン・サックスやJPモルガンなどから3200万ドルを調達している。仮想通貨取引所は米大手Coinbaseとウィンクルボス兄弟が運営するGeminiの2社がリストアップされた。


市場の低迷の中功績を残せるか

フォーブスが発表した2019年注目のフィンテック企業の中で、仮想通貨・ブロックチェーン部門の企業が前年の11社から6社になったことは、業界の逆風を感じ取れよう。また、The Blockが4日に報じたところによると、今回リストアップされたCircle社の企業価値が激減しているという。記事によれば、同社の未公開株の価値は、SharesPost(シェアーズポスト)という未公開株を取引するプラットフォームにおいて、16.23ドルから3.8ドルまで減少、昨年5月の時点からおよそ1/4になっているとのことだ。専門家によると、この背景には市場の低迷や取引高の減少が影響しているという。先日も調査会社Diarは、先月の仮想通貨取引高が17来で最低だったことを発表したばかりだ。今回、フォーブスにリストアップされた企業には、昨年から続く市場の低迷を打破できるか期待が寄せられる。