航空業界におけるブロックチェーンの活用は、意外と少なくはない。例えば、ノルウェー空港では CEO が仮想通貨取引所を開いており、 AirAsia では独自の仮想通貨を発行している。そして、今回シンガポール空港は、ブロックチェーンを使用した独自のウォレットを開発した。

 

・ウォレット KrisPayについて

2018年7月24日.シンガポール空港は、独自のウォレットである KrisPay を発表した。 KrisPay は、航空会社で貯められるポイントであるマイルを KrisPay マイルに変換することができる。 KrisPay は空港内の小売店などで使用可能だ。また、 KrisPay はアプリを通じて支払いを行うことが可能であり、ブロックチェーンは、 Microsoft が開発に関わっている。

 

今後、 KrisPay マイルを使用できる店舗は、拡大していくとみていいだろう。旅行やビジネスなどで空港をよく使用する人々にとっては、マイルは貯まりやすいポイントだ。そして、空港のみならず様々な場所でブロックチェーン技術が研究されていることから KrisPay マイルは、通常のマイルよりも使用用途が広がる可能性がある。

 

 

・・航空業界に於けるブロックチェーンのメリットについて

ブロックチェーンのメリットは、セキュリティ体制が高いことに加え、記録媒体として非常にすぐれた性質を持っている。例えば、データ1つにおいても回覧の権限の設定や詳細な機体の修理データなどを余さず記録することができ、失われない。

 

また、航空券の購入においては、手続きをスムーズにし、利用者の身分の検証などに用いることが可能だ。加えて言えば、航空会社同士で異なるシステム利用しているものの、ブロックチェーン技術を使用した場合、すべてのデータを共同で管理するといったことが可能となる。

 

航空業界においても、ブロックチェーン技術の開発・採用は進みつつある。今後、あらゆる手続きがデータのみで完結する可能性すらある。そのため、航空業界におけるブロックチェーン技術にも着目して行こう。