仮想通貨市場は、11日未明から下落が止まらず、主要なアルトコインは10%を超える下落をしている銘柄もある。ビットコインは6000ドル付近で推移しており、この水準を重要視している専門家も多いようだ。


下落が止まらない仮想通貨市場

6日から週末にかけ、仮想通貨市場は下落が続いた。8日には、ライトコインとXRPが年初来安値を更新し、11日も大幅に下落している。そして、本日の下落で時価総額2位のイーサリアムも年初来安値を更新、下落幅は10%を超えている。コインマーケットキャップによる過去24時間のドミナンスも如実に変化が表れている。ビットコインドミナンスはいよいよ節目であった50%を超え、年初来高値を更新した。つまり、現在の仮想通貨の取引の半分はビットコインで占めているということである。または、アルトコインから先に資金が流出しているとも言えるだろう。


米No.1アナリストはビットコインがゲームオーバーと発言

9日、CNBCがジェフ・デグラーフ氏の発言を伝えた。同氏は機関投資家向けの雑誌で10年以上もNo.1に選ばれた、ベテランのアナリストだ。彼の分析によると、ビットコインは、昨年12月につけた高値を今月まで切り下げており、このままサポートの下で高値が完成したら「その金融資産(ビットコイン)は永遠に価値を失う」と厳しい見解を述べた。


ビットコインのサポートライン

2018年中、低迷する仮想通貨市場の中、ビットコインは幾度か重要な局面を迎えた。それが、6000ドルまで下落した時である。デグラーフ氏が「ゲームオーバー」というのは、ビットコインがこの6000ドルを下回った時だ。ビットコインは2月6日、4月1日、6月29日と3度このレベルで反発しており、その後は大幅に上昇している。そして、4度目の試練が今ということになろう。11日時点も、ビットコインはこの水準から十分に反発できていない。デグラーフ氏の見解が正しければ、仮想通貨市場は今後数日間、正念場を迎えることになる。