インドは、政府として金融機関における仮想通貨の大々的な取引を禁止している。理由は、仮想通貨が持つ価値の変動性にある。もっとも、しっかりとした調査を行ったうえで禁止となったわけではないため、取引手段として、仮想通貨を利用するユーザーは増加し続けているのが現状だ。

 

そして、大手国際送金会社 TransferGo は、リップルのブロックチェーンシステムを利用したリアルタイム国際送金を開始した。リップルのブロックチェーンシステムは、 xCurrent、xRapid などの複数種類があり、システムの構造は公にはなっていない。

 

・ TransferGo の国際送金システムについて

 TransferGo は、国際送金に特化した企業である。ターゲットも国際送金が必要な人々に絞っており、アプリなどにおいては、非常に利便性の高いものとして人気を博していた。

 

また、リップルとの提携を行う前にビットコインやライトコイン、リップルなどの仮想通貨を売買するシステムを独自で構成している。

 

加えて、今回の提携においては、ヨーロッパからインドへの国際送金が可能となり、インドの仮想通貨市場を活性化させることが可能となるだろう。インドの仮想通貨市場は、個人としての取引は可能だが、金融機関を使用することが現状では不可能となっている。

 

また、コモディティとして認める可能性も浮上しているものの、現状ではTransferGoのブロックチェーンサービスが最も安全な打開策となる可能性が高い。

 

・インドと仮想通貨

インドは、発展途上国の中でも経済的な発展がめざましく、国際的な立ち位置も向上しつつある。むしろ、国単位の学力などでは日本の上であることから、世界的な経済圏を作り出す能力はインドの方が高いと言っても過言ではない。

 

しかし、仮想通貨においては、中国と同様に厳しい姿勢を見せており、ユーザーが増加してもインドの仮想通貨市場が拡大する可能性は低い。しかし、今回の TransferGo の取り組みにおいてインドの仮想通貨市場に大きな影響はであることが可能となる。そのため、今後のインドの仮想通貨市場には要注目だと言えるだろう。