30日に締め切りとして今年最大の注目イベントといってもいいVanEck/SoildX版ETFだが、通知は29日明朝(米国時間28日)の可能性がある。SECの事情に詳しい法律家が指摘している。


可否判断通知は29日の可能性も

VanEck/SoildX社が申請しているビットコインETFの締め切りは30日だ。しかし、30日はあくまで締め切りであってSECはそれまでに審査結果を発表する可能性がある。可否判断の結果で相場が大きく動く可能性もあり注意が必要だろう。SEC事情に詳しい米国の弁護士、ジェイク・シルビンスキー氏は以下のようにツイッター上で指摘している。

「SEC の VanEck/SolidX の次の締め切りは9月30日です。私は来週の金曜日(米国時間28日)までに発表があるのではないかと期待しています。SEC は12月29日まで別の90日間の決定を遅らせることができます。その後、2月27日まで別の60日間遅らせることができます。それは絶対最終期限になります。」

シルビンスキー氏がいうように、SECが今回も審査を延期した場合、最長で12月29日まで可否判断を再び延期できる。ちなみに、28日は米国時間であり、日本時間でいうと、28日21時頃から翌29日7時頃までの時間帯だ。これまでSECの発表は日本時間の明朝に行われることが多く、今回もその可能性は十分考えられるだろう。


ビットコインETFが相場と業界に与える影響

前回、SECが可否判断の延期を発表した8月8日には、発表直後にビットコインが急落、1日のうちで10%近く価格が下落した。VanEck社とSoildX社がリストし、今回可否判断がおこなわれるETFは、CBOE(シカゴオプション取引所)に上場され、価格はビットコインの現物にペッグされる。そのようなETFは世界的にみても少なく、仮に申請が承認されれば、市場の構造を根本的に変える可能性も秘めており、多くの専門家、投資家に注目されている。ただあまりに重要な決定のため、SECは慎重に審査を進めるのが専門家のコンセンサスになっている。CBOEトップ、仮想通貨投資会社CEOなど、多くの専門家は規制が整った2019年に上場されるとみているようだ。