スマートコントラクト開発プラットフォームONTology(オントロジー)がグーグルクラウドからアクセスできるようになったことが判明した。23日、ONTologyの公式ブログで発表された。


グーグルクラウドがONTology提供へ

今回発表されたのは、スマートコントラクト開発ソフト「ont_dev_platform」。これは、いわゆる「開発ツールセット」にあたり、公式ブログの発表によれば、「ont_dev_platform」を利用することで、ローカル環境に依存しなくとも、クラウド上でスマートコントラクトが試用可能になるという。また、スマートコントラクト統合開発環境(IDE)も含まれるとのことだ。「ont_dev_platform」は、昨年12月、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)、マイクロソフトのアジュール(Azure)でも提供を開始。ONTologyは今回の発表で「主要なクラウドプロパイダーへ提供される開発プラットフォームとしては数少ないパブリックブロックチェーンの1つになった」とコメントしている。


仮想通貨ONTとは

ONTologyは仮想通貨ONTも発行している。ONTの価格は23日の発表を受け、一時50%を越える大幅な上昇を果たした。また、12月にAWS、Azureに提供した際も価格が上昇。26日時点では価格が落ち着いており、コインマーケットキャップによる時価総額ランキングで21位にランクイン、価格はおよそ101円で取引されている。ONTologyは仮想通貨NEOを手掛ける中国のブロックチェーン関連企業、オンチェイン(OnChain)によって立ち上げられ、企業のブロックチェーン利用を促進することを主な目的としている。ONTologyのホワイトペーパーによれば(参照:https://github.com/ontio/documentation/blob/master/jp_JP/Ontology%20Introductory%20White%20Paper%20JP.pdf)「オントロジーは、分散型身元認証システム、分散型データ交換、分散型データコラボレーション、分散型プロシージャプロトコル、分散型コミュニティ、分散型認証、および様々な業界固有のモジュールを組み合わせたブロックチェーン/分散型元帳ネットワークです。これにより、クロスチェーン、クロスシステム、クロスインダストリー、クロスアプリケーション、およびクロスデバイスであるP2P信頼ネットワークのインフラストラクチャが構築されます」と説明されている。