スイス証券取引所は、ブロックチェーンを利用した「シックスデジタル取引所」を立ち上げることを発表した。シックスデジタル取引所は、エコシステムを利用し、既存のシステムにおけるデメリットの改善を行う予定だ

 

ヨーロッパの金融機関による仮想通貨発行やブロックチェーンの動きが活発になりつつある。例えば、ヨーロッパ最大のETFファンドであるオランダのフロー・トレーダーズが仮想通貨業界へ参入した。その為、ヨーロッパにおける仮想通貨市場はこれから更に盛り上がってくと言えるだろう。

 

・シックスデジタル取引所が及ぼす影響

ヨーロッパの証券取引所において、デジタルトークンや証券へ向けたブロックチェーン技術の採用を決めたのは革新的だと言えるだろう。そう遠くない将来に、シックスデジタル取引所では、仮想通貨取引も可能になると考えられる。今回の発表で各国でも同様の取引所設立に動く可能性があり、シックスデジタル取引所は世界のモデルケースになり得る。

 

また、今回の発表でビットコインの価値にも影響があり、ビットコインの先物取引の価格が上昇した。今後もスイス・ヨーロッパは仮想通貨市場の発展が見込まれることから、金融やインフラにおいても注目されるだろう。

 

・今後のスイスの金融

スイス証券取引所とは、仮想通貨やブロックチェーンの流れにいち早く順応していきたい様子がうかがえる。今後、スイス証券取引所はブロックチェーンを利用したサービスが普及していくことを見越したうえで、最先端の技術を使用した証券取引所を目指すことになるだろう。

 

発表の中では、シックスデジタル取引所の設立目標は2019年の中頃だとしている。シックスデジタル取引所の設立には、課題である安全性や保障、透明度などを法規制とともに整えることが急務だ。

 

もっとも仮想通貨の法的な在り方に対して、各国で決めかねている事項に手を付けることになる為、設立時期は先延ばしとなる可能性も高いことには注意が必要だと言える。