XRapid は、リップルの流動性を供給し、迅速な送金処理や低コスト化を図れる決済システムだ。 XRapid を使用することで国際送金費用は3割から5割ほどを軽減することが可能であり、決済システムの中でリップルを使用できるようになる。つまり、リップルネットと XRapid は、システムとして別なものだが、リップルを使うメリットを XRapid の採用で享受することができる。

 

・ XRapid に参加した取引所について

2018年8月16日、 XRapid に対してビットトレックス、Bitso、Coins.Ph が参加したことが発表された。 XRapid との提携によってドル、メキシコのペソ、フィリピンのペソは国産送金において、即時決済・即時変換が可能となった。

 

リップルの特性として、ブリッジ通貨として法定通貨の価値の違いがあったとしてもネットワークで繋がったものであれば、即座に等価値の変換できる。

 

つまり、従来のシステムでの通貨の交換の手間や1つの送金処理に何日も要するようなデメリットは、リップルと XRapid には存在しないということだ。

 

また、 XRapid をプラットフォームとして使用した事例は今回が初めてではない。2018年5月にはアメリカとメキシコで送金決済のテストを行い、すでに成功を収めている。

 

リップルはリップルネットとして日本の金融機関を含めた独自のネットワークを築いている。本格的な始動を前に離脱した金融機関もあるが、リップルの多角的な戦略は金融機関にとって大きなメリットをもたらすものとなるだろう。

 

・仮想通貨取引所とリップル

仮想通貨取引所の場合、購入できる仮想通貨と法定通貨の組み合わせはすでに決まっている。つまり、仮想通貨の購入を行う場合、その取引所で取り扱っている仮想通貨か法定通貨に変換する必要がある。

 

リップルの仕組みを採用した場合、基本的には仮想通貨でさえも法定通貨との等価交換が可能となる。現在のところ、仮想通貨と法定通貨の交換の実験は、行われていないが、そう遠くない未来にブリッジ通貨としての機能を試す機会が訪れるだろう。

 

今後、リップルは提携先として証券会社や金融機関など送金に関わるあらゆる機関と提携行っていくだろう。今後のリップルの動向には要注目だと言える。