序文

現在、トークンに関する理解の中、比較的流行っているのはそれを「流通可能な権益の証明」として扱われ、略して「通証」になる。この定義はより正確で多数の人からも認めを得ているが、素人にはあまり詳しくない。その上、トークン自身の存在メカニズムはまだ大きな疑惑を持たされている。この文章はトークンとブロックチェーンの関係から入り、トークンが形成された過程、トークンの価値の源、トークンと株の関係などの問題について分析する。

原稿はSVBCコミュニティー(シリコンバレースパイブロックチェーン)『ブロックチェーン知識手帳』、トークンエントリー。

一、トークンとブロックチェーンの関係及びその定義

ブロックチェーン技術は二種類の情報を変更不可で保存することができる。

一つは各種類の資源(資産)状態を記述・定義する情報である。例えば、一人の人間の信用記録、一つの商品、一つの不動産物件、一つの文学作品など。もう一つは資産取引プロセスを記述する情報である*。

総じて言えば

1、トークンは取引のあるブロックチェーンプロジェクトに限って存在し、取引の基本単位として扱われる。

2.トークンを所有することはブロックチェーン上のある資源の請求権を持っていると同じである。例えばbtcトークンを所有していれば、btcを売買する権利があることになる。Ethトークンを所有していればethを売買するあるいは取引の費用を支払う、スマート契約を作るなどの権利を持っていることになる。eosトークンを所有していれば、投票権を持っていることになる。計算、保存、帯域幅資源を使用する権利がある。

3、ケース分析の角度から見れば、一番目の情報だけを保存するプロジェクトの場合がある。例えば、伝統的なインターネット、銀行、政府が国際貿易、商品トレーサビリティ、公認における応用などがある。このようなプロジェクトではトークンを使わなくても、使う必要もないが、ブロックチェーン経済の全体から見れば、二種類の情報は一つも欠けてはいけない。なので、ブロックチェーンとトークンは共生の関係である。

*注:ビットコインのUTXOモデルは現実上取引の歴史だけが残って、アカウント残額がないことをさせたが、抽象的に見れば、ビットコインは依然として残額と取引記録の二種類情報がある。

二、トークンの形成

取引(あるいは価値移転とも呼ばれる)にかかわるブロックチェーンプロジェクトにおいて、取引の情報はその変更不可と公開性により、情報そのものは第三者の監督を必要せず価値移転の意味を持つことができる。具体的なケースで言うと:

「アリスはボッブに花をあげた」というのは一つの文章情報である。

ブロックチェーン環境でなければ、この文章には対面する取引のみで価値移転の意味がある。取引する両方はこの文の執行状況に関して直接向こうと面して説明することができる。しかし、第三者の監督がなければ、アリスがボッブに直面ではなければ、いつでもこの文の内容を否定あるいは変更することができる。なので、この文には価値移転の機能がない。

ブロックチェーン環境において、すべての参加者はメッセージを送る前に先ずは二つのポイントについて認識しなければならない。1、情報が表している意味に関してのコンセンサス。例えば上述の文において、花の種類、花を送る時間の制限など(この例はオフチェーンの実物にかかわっているので、議論が複雑にならないため、オンチェーンとオフチェーンのデータはすべて信頼できる予言マシンにサポートされ、変更不可の本当の情報とする)。2、もし上述のポイントを破ったら懲罰を受けることになる。例えば信用値を減らす、お金を罰する、さらには誠実ではないものを永遠に除外する。

このコンセンサスをベースに、アリスはサインして上述の文章を送って、もし文章通りに行動を行わなかったら、変更不可の情報が記録され、すべての参加者は無限の未来に、アリスという人は信頼できない人だと分かる。そしてアリスは懲罰システムからの罰を受ける。

我々は上述の文章を抽象化し、このブロックチェーンプロジェクトの目的は花の取引を記録することとする。花トークンを発行し、各トークンは一つの花の請求権を代表する。それで上述の文章はこんな構造化された情報になる:「Aは一単位のトークンをBに渡す」。

これで、取引のあるブロックチェーンプロジェクトにおいて、専用なトークンが設計されているかどうか、トークンを移転させる財布があるかどうか、二級市場で取引できるトークンを持っているかどうかなどにかかわらず、トークンは自然と存在している。