8月2日のビットコイン市場は節目である7500ドル(83万円)を迎え一旦は反発したものの、軟調な相場展開が続いている。アルトコインは引き続き、厳しい展開が続いており、3日に入ってからは年初来安値を更新している通貨もある。


ビットコインは一旦反発も再度下落

2日のビットコインは節目の価格帯7500ドル(約83万円)を迎えると一旦は反発したが、3日午前になると下落幅を拡大し、本稿執筆時点で7300ドル近辺で取引されている。次の目安の価格帯は7000ドルとなり、そこがサポートされるかが注目だろう。ビットコインは6月29日に年初来安値をつけ、7月24日まで持ち直した。上昇の要因となっているのが、CBOEへ上場されるビットコインETF承認であり、現在、その期待感がやや後退したために価格が下落しているとする向きが多い。しかし、ETF上場承認についてはまだ否決されたわけではない。引き続きビットコインの価格を支える要因として注目されている。


8000ドル以下は買いと指摘する専門家も

CNBCコメンテーター、ブライアン・ケリー氏もビットコインETFを価格上昇の要因とみている専門家の一人だ。彼によれば、8000ドルを下回ったビットコインは「買い(It’s time to buy)」だという。ケリー氏は、ETFが容認されるのは、来年とみているようだが、今後も好材料に恵まれ、ビットコインは近いうちに機関投資家のサポートを受けるとみている。


アルトコイン市場は厳しい展開続く

ビットコイン市場が下落幅を拡大している中、アルトコイン市場はそれよりも厳しい展開が続いている。もともと、アルトコインは、ビットコインと違い6月末の価格帯から抜け出せていなかった。3日に入り、イーサリアムは対ドルで節目である400ドルを一時割る展開となっている。アルトコインの時価総額も7月中旬から約20%減少した。目立った悪材料は報道されていないが、ビットコインETFのように価格が直接上昇する要因が見当たらないのが現状だ。