先週、仮想通貨市場が上昇し、メディアでも話題になったが、今週に入り調整の動きが続いている。週末にはビットコインETFの可否判断、リップル社主催「SWELL2018」が控えており、相場動向に注目だろう。


仮想通貨市場は今週に入り調整の展開

ビットコインは22日、6800ドルをつけて反落。週末から今週に入っても調整の展開が続いている。22日から25日まで価格は下落しており、本日はおよそ6400ドルで取引されている。先週、一時100%高を記録したXRPも急騰の反動で大幅に下落している。21日には一時0.8ドルの高値を記録したが、25日は0.44ドル付近で取引されている。すでに約半分の上昇を失った形だ。その他のアルトコインは概ねビットコインに連動した動きとなっている。コインマーケットキャップによる時価総額はおよそ23兆円。なお、ビットコインドミナンスは、これまで55%と高水準で推移していたが、25日時点では53%台まで下落している。これは、アルトコインに資金流入しているのを示しており、その大部分は先週価格が高騰したXRPが牽引しているだろう。


投資家の注目は引き続きビットコインETFやSWELLの開催か

先週の仮想通貨市場反発を受け、専門家の中でも強気の発言が増えた。米著名投資家マイク・ノボグラッツ氏は「仮想通貨市場が底をつけた」との意見を再度強調。CNBCの番組に出演し、年末までにビットコインの価格が30%上昇すると発言した。週末から本日にかけては、市場材料に関する特段新しいニュースはない。専門家や投資家の注目は、引き続き9月30日に行われるビットコインETF可否判断、10月1日にリップル社主催で開催される「SWELL2018」となっている。なお、可否判断の発表日程に関して、米国のSECに詳しい弁護士ジャック・シルビンスキー氏が、可否判断の発表は28日(米国時間)に何らかの通知がおこなわれるとツイートしている。今週が過ぎると、2018年最後の四半期に入る。仮想通貨市場は例年、10月から12月の四半期に上昇する傾向があり、今年も価格が上昇するのか期待と注目が集まっている。