CBOE(シカゴオプション取引所)がSEC(米証券取引委員会)に申請したビットコインETFの可否判断が8月10日に決定することがわかった。今回、申請が受け入れられた場合、ビットコインのETFが証券取引所に初めて上場されることになる。


ビットコインETFの可否判断が8月10日に決定

先月末、CBOEがSECに申請したビットコインETF上場の可否判断が、8月10日に決定することが判明した。CBOEはアメリカのデリバティブを扱う大手取引所であり、VanEck、SolidXという2社が構築するETFをリスト化しているようだ。SECが申請を受けて発表した文書によると、決定の延長があったとしても、8月10日の45日後である9月24日までには決定される。


ビットコインETFを巡る背景

SECは過去に、ビットコインETFの申請を却下してきた。年初には、ウィンクルボス兄弟が運営するGemniが申請をしていたが、ボラティリティーの高さや流動性の問題で却下され話題となった。しかし、今回の申請は、SEC高官から「ビットコインは有価証券ではない」という見解が発表された以降で初の申請である。そのため、以前の申請よりも注目が集まっている。


ビットコインETFの上場は仮想通貨市場の資金流入を引き起こす

CBOEは昨年12月、ビットコイン先物を上場させた。しかし、一般的には、先物よりもETFの方がより現物(ビットコイン)の価格に影響があるといわれている。実際、海外取引所Bitmex CEOアーサー・ヘイズ氏、また昨日報道があったTenX社ジュリアン・ホス氏は、ビットコインETFが価格上昇の要因になると発言している。それにより、大口投資家、ヘッジファンドなどの莫大な資金が、仮想通貨市場に流入するというのだ。両者の価格予想は、年末までに550万円、670万円と現在のビットコインの価格からはかけ離れた金額である。CBOEはもともと規制されていなかったオプション取引の市場を制度化するため、1973年に設立された。半世紀近く経った今、今度は仮想通貨取引を制度化できるだろうか。