3日、ICE(Intercontinental Exchange)はマイクロソフトとスターバックスと提携し、「Bakkt」を設立した。ICEはNYSE(ニューヨーク証券取引所)を傘下に持ち、Bakktでは新たな仮想通貨プラットフォーム提供を目指す。これを投資会社BKCMのCEOブライアン・ケリー氏は「今年最大のニュース」を称賛した。


ICEがBakkt設立 メディアで話題に

Bakktはマイクロソフトのクラウドを利用し、仮想通貨取引・決済のプラットフォームを提供する。まずは、米ドルと、仮想通貨の中でも最も流動性のあるビットコインの交換・取引を提供するとのことだ。さらに、スターバックスとも提携し、決済のプラットフォーム開発も計画しているという。報道直後は、ビットコインでコーヒーが買えるシステムが導入されるとの観測記事も出たが、6日になってスターバックス側が否定。しかし、ビットコインを米ドルに換金し、決済するようなプラットフォームは計画しているという。


連邦政府規制下のビットコイン市場

この報道が注目されているのは、Bakktが連邦政府規制下に置かれたビットコイン市場を形成することができるからだ。ICE傘下NYSEは言わずと知れた世界一の証券取引所であり、ウォールストリートの心臓部である。Bakktは11月にビットコイン先物の上場も予定しており、投資家保護や、市場への資金流入の期待が高い。


ブライアン・ケリー氏は「今年最大のニュース」と絶賛

ブライアン・ケリー氏はこの報道が出た直後、ツイッターで歓喜のコメントをツイートしている。同日にはCNBCのインタビューに答え「今年最大のニュース」と賛辞した。同氏は、これはビットコインETFを超えるニュースと指摘し、市場が過小評価しているとも批判した。ケリー氏によると、今年の1月にこのニュースが出ていればビットコインの価格が20%上昇してもおかしくはないという。また、9月には決定されるCBOEへのビットコインETF上場にも追風になると解説した。今後も、Bakktの動向は、市場関係者の目を引くことになるだろう。