2018年11月、ビットコインSV はBCH のハードフォークによって生まれた。そして、その運営方針や開発主体者はその他のアルトコインに対しても攻撃的な態度を示しつつ、仮想通貨市場を混乱させた。

 

その上で2019年4月15日、Binance はビットコインSVを正式に廃止することを決定した。ビットコインSV に対しては、開発者の思想とCZ 氏の思想が合わないことが取りざたされていたものの、正式な上場廃止には至っていなかった。

 

また、Binance は仮想通貨に対する独自の評価を行っており、その審査の要件に対してビットコインSV は、審査の要件を満たさなかったと言えるだろう。ちなみに、BCH からハードフォークを行っていることから、ビットコインSV そのものは能力や開発に対しては不満はなかった。しかし、倫理に反する行為や詐欺的な行為に至ってはSV の開発者チームは否定しきれない証拠があると言えるだろう。

 

もちろん、BCH のハードフォークに対する問題はすべてが解決したわけではなく、現在もクレイグ氏は、ビットコインとキャッシュの開発メンバーに対して名誉毀損で訴えると発表している。これに関して言えば、コミュニティ内の話合いに対して、事を荒げたのはクレイグ氏が先であり、ビットコインキャッシュだけでなく他のアルトコインに対しても攻撃的なコメントを発表していた。

 

実際に、BCH とビットコインSVはハッシュ戦争を繰り広げたうえで、現在はその争いは収まっている。しかし、名前を変更した後でもBCH のコミニティメンバーに対して争いをけしかけた形となったことから、Binance だけでなく、他の取引所においても上場廃止が検討されている。

 

例えば、シェイプシフトは上場廃止を決定しており、クラーケンもアンケートを行っているが、上場廃止が行折れる可能性が非常に高い意見が多い。そのため、世界的な規模持つ取引所のほとんどがビットコインSV を取り扱わなくなる可能性がある。

 

加えて言えば、仮想通貨取引所だけでなく、仮想通貨に関する投資会社であるモルガン・クリーク・デジタルの創業者なども5月1日には、すべての取引所でビットコインSV の取り扱いを廃止するべきだと述べている。

 

今後ビットコインSV がどこで取り扱われるのかは不明であるものの、多くの取引所が上場を廃止することから復活することは非常に難しいと言えるだろう。また、開発者の姿勢が変わる可能性が低いことからビットコインSV の未来そのものは非常に厳しいと予想可能だ。