休日となる12日の仮想通貨市場は全面高の展開。ビットコインは前日比で10%超える上昇をし、年初来高値を更新した。一部の専門家からは「スシ・プレミアム」と呼ぶ国内投資家からの買い需要を指摘されている。


12日の仮想通貨市場

12日のビットコインは、朝方から価格が上昇し続け、節目となる7000ドルを突破。夕方には7400ドルの高値を記録。その後は短期的な調整となっている。しばらく低迷が続いていたアルトコインも全面高の展開に。ビットコインキャッシュは一時前日比20%を越える上昇を記録。イーサリアムやネムも価格が上昇。それにより、市場全体の時価総額も年初来高値を更新。コインマーケットキャップによると、終値ベースで23兆円。ただ、ビットコインの占有率を示す「ビットコインドミナンス」も59%と高水準を記録している。


価格暴騰の背景とは

ビットコインは先週、年初来高値を更新し続けていたが、本日さらに価格が急騰。ツイッターで著名なアナリストDonAlt氏が「2017年の相場を思い出す」という通り、連日異常な暴騰をみせている。国内ではbitFlyerが一時100万円を記録しており、サーキットブレイカーが発動。海外取引所との価格乖離が発生している。このことに関し、米仮想通貨ファンドPrimitive創設者、Dovey Wan氏は韓国で発生する「キムチ・プレミアム」になぞらえ「スシ・プレミアム」と発言。同氏は本日になれば、アジア市場でFOMOによる買いが殺到すると予想していた。海外取引所ビットメックスCEO、アーサー・ヘイズ氏は同取引所の取引高がおよそ1兆1000億円にのぼり、過去最高を記録したと発言している。先日、フォロワー27万人をほこるベテラン・トレーダー、ピーター・ブラント氏は、今後最終的にビットコインが550万円へ到達すると発言している。その根拠として、今年3月から始まった上昇が、前回2回の強気相場の動きと酷似していることを挙げている。同氏の指摘が正しいかはさておき、上昇がとまらないビットコインの値動きは、今週以降も注目となりそうだ。