楽天グループである「みんなのビットコイン」は11日、現行のサービスを3月いっぱいで終了し、4月から新取引サービスを開始すると発表した。


みんなのビットコインが新取引サービスを開始

みんなのビットコインでは現在、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ計3種の現物取引、ビットコインとイーサリアム計2種のレバレッジ取引を提供している。今回の発表では、このサービスを3月31日に終了、4月1日から新しい取引サービスを開始するとのことだ。現行のサービスが終了した後は、外貨残高を円転し、円貨残高は登録銀行へ送金するとのこと。仮想通貨残高についてはユーザーが本人で出金する必要がある。なお、新しい取引サービスの詳細については発表されておらず、今後ホームページでアナウンスされるとのことだ。


みんなのビットコイン買収の経緯

楽天グループは昨年8月、子会社の楽天カードを通じてみなし業者である「みんなのビットコイン」を買収すると発表。国内大手企業の仮想通貨業界参入は注目を集めた。今週7日には資本金を7億3000万円に増資することを発表。本格参入へ向けて着々と準備を進めているようだ。また、同じく今週には金融庁が認可へ向けたプロセスを公開。それによると、現在7社が主要な審査に入っているとし、早くて7月には新しく認可を受ける取引所があるのではないかという観測記事も出ている。先日はマネックスグループが買収したコインチェックが金融庁の認可を受けたばかりだ。その他に、今月4日にみんなのビットコインは日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)の第2種会員としての加盟も果たした。今回の発表で、みんなのビットコインは4月から新取引サービスを開始するとしている。それと同時に、今年に入って急速に加速している金融庁およびJVCEAの動向も注目となるだろう。FXcoin松田氏は、2019年が「法整備の年」になると分析、楽天グループのような大手企業が参入することにより、業界が盛り上がるかにも期待が寄せられている。