10日のビットコインは14時半ごろから価格が急落。それに伴い市場は全面安の展開となっている。要因としてはビットメインのジハン・ウー氏の退任が挙げられている。


ビットコイン急落で4000ドル割れ

ビットコインは7日以降、4000ドルをサポートにして推移していたが、10日昼から急落し4000ドルを割り込んだ。下落率は前日比5%ほどで直近ではやや大きいものとなっている。ビットコイン以外の通貨も大幅に下落。ビットコインキャッシュは10%を越える大幅な下落となった。時価総額は急落を始めた15時から16時の間の1時間でおよそ8000億円減少した。主な下落要因として、中国のサウス・チャイナ・モーニング・ポストが10日、マイニング企業大手のビットメインCEO、ジハン・ウー氏が解任されたと報じたことが挙げられている。また、本日は日経平均が263円安で引けており、数日間保たれていた株式市場の動向を下落要因としてみる向きもある。その他には、先日から続いているイーサリアムの51%攻撃の報道も投資家心理に悪影響を及ぼしているという向きがある。


10日その他のトピック

本日は仮想通貨企業eToro社のアジア本社CEOの発言が伝えられている。同氏は規制当局のコントロールが難しいことから、仮想通貨ETFが登場するには時間がかかるとの見解を示した。またForbesの報道によると、世界の億万長者にランクインする香港の大富豪、李 嘉誠氏が、今月にもサービスが開始されるとされるBakktへ出資していたことが判明した。その他には国内で初となるブロックチェーンソーシャルメディア「ALIS」のオープンβが公開されたことが報道。公開されたβでは、これまでと違い誰でも登録できるようになっており、「いいね」などをすると報酬にトークンを受け取れる次世代型のSNSとなっている。価格動向に関しては、ビットコインは先月の19日以降、3800ドルをサポートにして推移してきた。仮に3800ドルを割り込んでしまうと、市場が一段安になる可能性も考えられるので、週末の価格動向も注視したいところだ。