5日の急落から始まった仮想通貨市場の下落だが、11日まで軟調な展開が続いている。引き続きアルトコインの下落率が高く、多くのアルトコインは、昨年の価格に戻ってしまったものも多い。


11日仮想通貨市場

11日の終値レベルで、ビットコインは6300ドル、イーサリアムは190ドル、XRPは0.26ドル、ビットコインキャッシュは465ドル、ライトコインは53ドルでおおむね取引されている。仮想通貨市場全体の時価総額はおよそ21.6兆円であり、年初来最低水準で推移している。今年5月の時価総額はおよそ46兆円だ。たった4カ月の間に、仮想通貨市場の時価は半分以下になってしまった。取引されている通貨のパーセンテージを表すビットコインドミナンスは56%であり、ビットコインが引き続き最も取引されている通貨だ。仮想通貨市場の時価総額減少、そしてビットコインドミナンスが上昇しているということは、アルトコインから資金が流出しているのを示している。事実、直近でも、ビットコインより、アルトコインの下落率が大きい。


ビットコイン年初来安値は更新されるのか

多くの専門家・投資家が注目しているのは、ビットコインの年初来安値である。ビットコインの5800ドルから6000ドルというのは、今年幾度もサポートされてきた価格帯であり、仮想通貨市場はこのサポートを受けて反発してきた。順に、2月6日6000ドル、4月1日6400ドル、6月18日5800ドル、8月15日5800ドルだ。


仮想通貨バブルが弾けたという発言も

市場の下落が続いているため、メディアのトピックも悲観的なムードが漂っている。8日には、ブルームバーグのインタビューにイーサリアム創業者、ヴィタリック・ブテリン氏がコメント。仮想通貨市場のバブルは弾けたことを示唆する見解を示した。なお、直近で仮想通貨市場が下落している主な要因は明らかになっていない。反対に、相場を支える材料として有力視されているビットコインETFの可否判断が9月30日に控えており、ここから数週間の相場動向は重要な意味を持つだろう。