30日、アルファポイント社はXRPのみを基軸通貨に採用した取引所DCEXの登録を開始したと発表した。XRPのみを基軸通貨として取り扱うのは世界で初めてである。


仮想通貨取引所DCEXがユーザー登録を開始

DCEXの取り扱い通貨は、BTC・LTC・ETH・BCH・BTG・ETC・OMG・EOS・DASH・TRX・XMR・VEN・IOTA・ZEC・TUSDの15種類だ。これら全ては、BTCでもUSDでもなく、XRPにペッグされ取引される。時価総額が上位の仮想通貨はカバーしており、今後も通貨は追加予定とのことだ。


XRPブロックチェーンの特徴をアピール

公式の発表では、サービスにはXRPのブロックチェーンの特徴が活かされているという。それらは、素早い決済、流動性の確保、安い手数料などだ。XRPはBTCと比べ、送金スピードも早く、手数料も安価な通貨として知られている。


アルファポイント社はギャラクシー・デジタル社から約16億円を調達

DCEXを運営するアルファポイント社は今年の6月、ギャラクシー・デジタル社から16億円を調達していた。ギャラクシー・デジタルは大富豪として知られるマイク・ノヴォグラッツ氏が設立したマーチャントバンクである。先週には、同氏が1年以内に、時価総額が89兆円になるとの予想が話題にもなった。


XRPの取引量・海外の取引所動向

XRPは国内でも人気の高い仮想通貨だ。SNS上では、基軸通貨として取り扱うことにより、XRPの取引量が増えることが期待されている。現在、仮想通貨の時価総額の約半分はビットコインが占めている。そして、海外取引所では、仮想通貨取引の際はBTC建てで取引されるのがほとんどだ。先週にも、東アジア最大の規模を誇る取引所MBAexがXRPにペッグされた通貨ペアのサポートを開始した。これまで、このように一部でXRPペッグ通貨をサポートする事例はあったが、DCEXのように全てをXRPでサポートする取引所は初めてである。米国では、XRPが有価証券にあたるという議論もある中、「基軸通貨」の名をどこまで世に広められるかは今後の大きなトピックになるであろう。