28日の仮想通貨市場は、前日に引き続きほとんど横ばいの展開に。26日に市場がクラッシュしてからボラティリティーは極端に低下している。


28日の仮想通貨市場

28日のビットコインは19時までに上昇していたものの、5200ドルの高値をつけると反落。終値ベースでは前日比でほとんど変わりない結果となった。主要なアルトコインもビットコインに連動した動き。しかし、ライトコインだけ2%を越える下落となっている。26日の「テザー問題」によるクラッシュから2日経ったが、ボラティリティー(変動率)が極端に低下しており、価格が再び動き出すには少し時間がかかるかもしれない。サポートは依然5000ドルとなっており、引き続き注目だろう。コインマーケットキャップによる市場全体の時価総額も19.1兆円で推移と、27日とほとんど変わっていない。


今週のトピックまとめ・来週は?

今週は材料があまり出ないものの、相場が大きく動いた週であった。ビットコインはまず週明けに数週間のレジスタンスであった5400ドルを突破し今年の最高値を更新。24日までに5600ドルの高値を記録した。一見、市場は堅調な展開推移を続けると思った矢先、金曜日早朝にテザー社に関連する報道が出ると価格は一気に急落。週ベースではマイナスに一気に転落した。今のところ、価格急落はテザー問題がきっかけとも言われているが、5400ドルは200週移動平均線が位置している価格帯であり、利益確定の注文が出やすかったことも関連しているだろう。テザー社以外のトピックとしては、ファンドストラッド社、トム・リー氏の分析が話題となった。同氏はツイッター上で、過去のサイクルから、今年アルトコインが単独で上昇する時期が来る可能性を指摘。その際は、ビットコインとの相関関係が薄れるのがサインになるという。通常「アルトコインの季節」と呼ばれるこの現象は、過去平均して1,100%の上昇をしているとのことだ。今週、リー氏はコインテレグラフのインタビューに対してもBMIから市場がすでにトレンド転換を果たした可能性があると指摘した。