2019年3月27日、財務状況を調査するメサーリが公式で発表されたレポートの中で2017年の4月のStellarのバグは悪意を以て引き起こされたものだと発表した。

 

Stellarは、アルゴリズムとして1年に総数の数パーセントが増加していく。しかし、このStellar のバグによって、Stellar の市場流通量の4分の1に相当する仮想通貨が取引所に移動され、売却されていた可能性がある。

 

加えて言えば、Stellar に関してはこの時期に同量のStellar が市場に投入されていることから、被害に遭っていたことは明白だと言えるだろう。ちなみに、被害の状況を確認するためのアドレスに関しては、アクセスできるものが限られているものの、被害の状況を把握したうえでStellar 開発財団は、適切な情報開示を行っていくことを再度表明した。

 

 Stellar 開発財団については、このバグについて大きく言及してはいない。メディアでニュースに載っていないことから隠蔽を怪しまれたものの、実際には2回ほどすでにこの事態について言及している。

 

 Stellar のアルゴリズムを悪用したバグが蔓延するようであれば、Stellar の価値は著しく下がることになるだろう。しかし、このバグについても現在では悪用されていないことからあくまでも一時的なものであり、脆弱性は改善されていると言えるだろう。

 

Stellar に関しては、IBM との協業プログラムでストロングホールドUSD に加え、ブロックチェーンワールドワイヤーなどの新しい送金プラットフォームに期待されている。そのため、Stellar に関する-のニュースがStellar の価値に大きく影響する可能性は非常に高い。もちろん、今回のレポートの結果に関しては、過去のものであったものの、仮想通貨のセキュリティに関してさらに強い体制を築いていくことが必要だと言えるだろう。

 

Stellar に関しては、日本国内でも扱われる可能性が非常に高い仮想通貨の1つだ。まだ、金融庁のホワイトリストに入っている通貨ではないものの、世界中の仮想通貨取引所で上場されつつある。そのため、日本の仮想通貨取引所においてもStellar の動向は気にする必要があると言えるだろう。