海外メディア「CoinGrape」が市場を独自の方法で分析している。それによると、多くの基準で投資家センチメント(心理)の改善がみられ、今後の展開にも期待できるようだ。


4つのメディアから独自の感情分析

今回、分析で用いたツールはKeyhole、Social Mention、Alternative.me、CNNで、これらは無料で公開されており、SNSや経済番組が対象にされている。そして、ビットコインの「ハッシュタグ」、「ソーシャルメディアでの発言」、「恐怖と欲望指数(仮想通貨市場)」、「恐怖と欲望指数(株式市場)」の4つの部門でスコアが算出された。


全部門で中立から肯定的なスコアに

CoinGrapeによると、上記の4部門全てで中立から肯定的なスコアが算出された。ハッシュタグは「中立から肯定的」、ソーシャルメディアでの発言は「中立から肯定的」、仮想通貨市場の恐怖と欲望指数は「中立から肯定的」、株式市場の恐怖と欲望指数は「肯定的」という結果である。なお、ハッシュタグ部門には肯定的な見方が大幅に増えたという。また、仮想通貨市場の恐怖と欲望指数には、買いのパターンも出現しているとのことだ。


アルトコインの分析も

CoinGrapeは、ビットコイン以外にイーサリアム、XRPといったアルトコインも分析を行っている。アルトコインもビットコインと同じように、中立から肯定的な見方が増えたとのことだ。先週から急騰しているXRPも、肯定的な見方が大幅に上昇している。


投資家のセンチメントは今後も改善するか

2018年に入り、仮想通貨市場の時価総額と価格は低迷を続けている。先月8月にはアルトコイン全般の価格が暴落。それを受けてイーサリアム創始者ブテリン氏は「バブルは弾けた」と発言した。今回、CoinGrapeがおこなった投資家のセンチメント分析は、そのまま市場への期待と価格動向に反映されると考えられる。仮想通貨市場は例年10月~12月に価格が上昇しやすい傾向にあるとのレポートある中、引き続き仮想通貨市場と価格動向に注目したい。