4日、CNBCの番組に出演した仮想通貨決済スタートアップ「アブラ」のCEO、ビル・バーンハイトがビットコインETFについてコメントした。同氏によると、ビットコインETF承認は来年になるという。


ビットコインETF承認は来年に持ち越し?

バーンハイトCEOによると、SECがビットコインETFを否決する理由は、申請者側に問題があるとコメント。スタートアップや名の知られていない企業よりも、信頼のある金融機関の方が申請は通りやすいとの見解を示した。しかし、同氏は「ETFへの需要は非常に大きい」とみており、来年中には承認されるだろうとビットコインETF承認に自信をみせた。


可否判断の動向

ビットコインETFは市場に多額の資金を流入させる要因として関係者にもっとも注目されているトピックだ。しかし、SECは7月にウィンクルボス兄弟が申請していたものを否決、先月7日に、SoildX、VanEck社が申請していたETFを9月30日に延期した。さらに、先月22日に3社9つのETFを否決したのち、再審査すると発表した。ちなみに、市場の注目度が一番高いのは、今月30日に延期されたSoildX/VanEck版ETFであり、これはCBOE(シカゴオプション取引所)に上場されるETFとなる。


専門家の多くは2019年内上場を確実視

これまで、多くのETFが否決・延期とされてきたが、それでも市場の期待は大きい。バーンハイト氏も含め、専門家の多くは2019年内に上場されるとみているからだ。先月、同じCNBCに出演した仮想通貨ファンド「パンテラ・キャピタル」CEO、ダン・モアヘッド氏もETF承認には時間がかかるとの見解を示した。また、23日に同番組に出演したブライアン・ケリー氏は「早くて2019年2月に承認される」とコメントした。これまで、ETFの議論はビットコイン自体に問題があるとの指摘もあったが、このように論点は申請者(取引所)側の問題に焦点が移ってきている。ケリー氏も「SECは(ビットコインを使った)犯罪を防ごうとしているのではなく、監視しようとしている」との見解を示しており、今後、SECが要求する条件をETFが上場される取引所がクリアできるかが課題となるだろう。