ファンドストラッド社のCEOであり、米で著名な仮想通貨アナリスト、トム・リー氏が人気仮想通貨ブロガー「ブロックチェーンチック」と対談を行った。同氏は、年内にビットコインが200万円を超える強気の予想で有名だが、依然その予想を維持しているようだ。


トム・リー氏の2つの根拠

同氏は強気の予想を維持しているのに重要な2つの根拠を挙げた。ひとつが200日移動平均線だ。200日移動平均線は、株や為替の取引でも頻繁に用いられるテクニカル指標で、中長期的なトレンドをはかることができる。そして、今年、ビットコインは200日移動平均線を下回った。同氏は、これに関し、200日移動平均線を下回っているため、投資家が弱気になっているとコメント。このまま価格が上昇する可能性は50%だが、仮に200日移動平均線を上回った場合、上昇トレンドへの回帰は80%まで高まると述べた。次に挙げたのは、マイナーの損益分岐点だ。年末には損益分岐点が8000ドルから9000ドルに上昇するため、価格が上昇する見込みがあるという。ファンドストラッド社のデータによると、過去ビットコインは損益分岐点の2倍程度の価格で取引されていたという。


強気の予想を維持する専門家たち

リー氏の予想は「超強気」と呼べるものだが、専門家の多くは市場に対し楽観的な見方をしている。直近では、リー氏と同じファンドストラッド社のロブ・スライマー氏が相場を分析。同氏は以前からリー氏のことを「強気すぎる」と批判する場面もあったが、足元の相場では、いくつかの指標で価格がブレイクアウトすることを指摘した。米著名投資家ノボグラッツ氏も強気の予想を維持しているが、年内に9000ドルを突破するのは難しいと述べている。しかし、同氏は2019年第二四半期までにビットコインが過去最高値を更新すると予想。これら強気の専門家は、いずれも規制が明確化することにより、仮想通貨市場に資金が流入するというのが根本的な根拠になっている。