ブロックチェーンは、金融やサプライチェーン、 IoT など非常に様々な分野で研究・採用の動きが活発化している。特に、世界に名だたる大企業では、事業の一部としてブロックチェーン事業に関わっているというパターンが非常に多い。

 

日本においても MUFG や SBI 、富士通、ソニーなどもブロックチェーンの開発・研究を行っている。そして、今回は、イギリスで自動車業界でのブロックチェーンシステムの開発が行われた。

 

・オートブロックの挑戦について

オートブロックが開発したブロックチェーンは、自動車にまつわる取引や保険のリスクを軽減すると共に、既存の販売システムにおけるデメリットを解消することを目的としている。

 

例えば、自動車販売会社の規模にかかわらずグローバルな市場にアクセスできる環境を提供する。そうすることによって小規模な自動車販売会社も市場に参戦することが可能となり、ブロックチェーンを用いていることから商品の使用履歴まで参照することが可能だ。

 

また、支払いについては仮想通貨だけでなく、法定通貨も受け入れ、非常に多様な支払い方法受け入れることが可能となる。加えて言えば、オートロックは、自動車業界で幅広くブロックチェーンを流通させる為、仮想通貨取引所及び独自の仮想通貨であるオートコインを作成する予定だ。

 

そして、自動車販売プラットフォームとして Autocoincars.com を提供し、仮想通貨ユーザーに対して自動車の宣伝を行う。ユーザーは Autocoincars.com を利用することで世界中の自動車市場にアクセスすることが可能となるだろう。また、ブロックチェーンを利用することによって車の走行距離、製造年月日、修理箇所、過去の保険適用までデータを参照する事できる。

 

つまり、現状の販売システムでは把握しきれない詳細な自動車のデータをプラットフォームを利用するユーザーが把握することが可能となり、購入前にリスクを確認できることになる。そのため、オートブロックのプラットフォームが世界的にスタンダードなものとなれば、既存の自動車販売システムは大きく変化こそ流れことになるだろう。