仮想通貨市場は2017年12月に最高値を記録してからすでに1年以上低迷を続けている。年が明けてからも昨年最安値に迫る展開となっており、依然市場に暗雲が立ち込めている。しかし、今年の中旬から後半にかけて、転機が訪れるかもしれない。


海外で定評のある著名投資家ウィリー・ウー氏

ツイッターでおよそ8万人のフォロワーを誇る著名仮想通貨投資家ウィリー・ウー氏は今月5日、2019年の展望を述べた。同氏はそこで足元の市場低迷がしばらく続くとの見解を示した。ウー氏は独自で開発した「NVT」というインジゲーターを使った分析に定評がある。昨年も、多くの専門家がビットコイン6000ドル割れを予想していなかったが、同氏は唯一6000ドルを割り込み価格が下落するとツイッター上で指摘していた人物だ。また、昨年11月の時点で、ウー氏は弱気相場が2019年第2四半期(4月から6月)まで継続すると予想していた。


その他の専門家も指摘するトレンド転換の時期

ウー氏が指摘する2019年第2四半期、あるいは後半というのは、その他の専門家の多くが重要な時期として指摘している。海外の著明分析家・トレーダー、ムーン・オーバーロッド氏は24日、過去のビットコイン半減期のサイクルを用いてチャートを分析。過去のサイクルをチャートが繰り返す場合、次の上昇トレンド転換は2019年第2四半期に訪れると指摘した。ビットコイン半減期とは、インフレを防止するため、ビットコインに設けられたマイニング報酬が減少する期間のこと。次のマイニング半減期は2020年と言われており、マイニング半減期が訪れるとその通貨の価格は上昇しやすいと言われている。また、ツイッター上で著名な投資家Gyalaxy氏も過去のサイクルに倣えば、オーバーロッド氏が指摘する今年の6月か7月に上昇トレンドに転換するチャンスが訪れると予想している。これらの専門家が指摘する「トレンド転換」とは、数週間から数カ月に及ぶものではなく、数年スパンの長期的なトレンドのことを指している。