仮想通貨関連企業のサークル社は5日、クラウドファンディングプラットフォームのシードインベストを買収したことを発表した。今回の買収は、スタートアップ企業の資金調達を、仮想通貨で利用できるようにする狙いがあるとのことだ。


サークル社がシードインベストを買収

サークル社は米国で有数のビットライセンスを取得する企業だ。シードインベストは2012年に設立、これまでスタートアップ220社以上の資金調達をてがけ、1社ごとの最高調達額は200万ドルに達したという。買収の完了は、FINRA(金融取引業規制機構)の承認を経てからとのことだ。その後は、サークル社が独自に発行するステーブルコイン「USDコイン」の活用を含め、スタートアップに新しい資金調達方法を提供するという。


「バスケット」の販売

サークル社はゴールドマンサックスからも出資を受けており、業界でも注目されている企業のひとつだ。今週には、仮想通貨をまとめて販売する「バスケット」というサービスを開始。ちなみに、このような販売方法は大手コインベースも今週サービスを開始しており、直近で注目されているトピックでもある。「コレクション」はプラットフォーム、ペイメント、プライバシーという3つのジャンル分けされており、購入者は自分の投資したい分野にあわせた主要な仮想通貨を購入できる仕組みになっている。バスケットのような複数の仮想通貨を合わせた販売方法は、初心者の資金を呼び込めるものとして注目されている。


サークル社のその他の動向

サークル社のその他の動向としては、先月12日に仮想通貨投資に関するアンケートを実施している。それによれば、ミレニアル世代(1980~2000年代生まれの世代)で仮想通貨に投資する女性の割合は、男性の半分にとどまるという結果を発表している。仮想通貨投資におけるミレニアル世代の参加は、米国だけでなく世界的に注目されている内容だ。サークル社の発表によると、ミレニアル世代の「今後12カ月以内にデジタル通貨を購入すること」に関しては、他の世代より10%高い回答になったとのことだ。