今週に入ってから堅調な推移をしている仮想通貨市場だが、メディアでは早くも年末に向けての観測記事が報道されている。ブルームバーグは8日、今週の仮想通貨市場の上昇により、相場がトレンド転換した可能性を報じている。


サンタクロース・ラリーへの期待?

ブルームバーグが報じたところによると、ギャラクシーデジタル社と共同で開発した指標である「BGCI」がポジティブダイバージェンスを発現しており、相場が上昇する可能性があるという。また、6日には「DMI」という別の指標も、相場が上昇する可能性を示唆していると同じくブルームバーグが報じている。仮想通貨プラットフォームを開発するeToro社シニア・アナリスト、マイティグリーンスパン氏もこのことに言及。テクニカル、ファンダメンタルズともに「サンタクロース・ラリー」が起きることを示唆していると強気の見解を示した。


年末相場への期待

例年、仮想通貨市場は年末に上昇しやすいと言われており、メディアではすでに一か月後の年末相場へ焦点が当てられている。エレメント・デジタル・アセット・マネジメントが公開したデータによると、弱気相場だった2014年を除いた過去5年間、10月から12月のリターンは良好とのことだ。2017年のビットコインは11月から12月までビットコインの価格がおよそ3倍に高騰。世界最大手バイナンスCEOも年末相場に言及しており、多くの専門家。投資家から「年末相場」は注目されている。しかし、慎重派の意見も見受けられる。直近では、米著名投資家マイクノボグラッツ氏が強気予想を撤廃。年末の価格は上昇しても9000ドル程度という予想を発表した。加えて、価格が上昇するには、ビットコインが6800ドルを突破する必要があるという。「BGCI」を共同で開発したギャラクシーデジタル社CEOは、直近で慎重な予想をしているノボグラッツ氏である。相場は必ずしもテクニカル指標の通りに動くとは限らないが、このように年末は1年のうちで最も注目される時期といえるだろう。