Binance は、数ある仮想通貨取引所の中でも非常に独自性の高い経営戦略に沿って動いている。例えば、アフリカのウガンダに設置したBinance ・ウガンダは、アフリカで最も影響力のある仮想通貨取引所になる可能性を有している。

 

また、Binanceへの仮想通貨の上場に際して、課している手数料は慈善団体に寄付するなど、利益だけでなく社会貢献などにも力を入れ始めた。ちなみに、上場に関しては今後料金の設定はしない。

 

そして、今回Binance は仮想通貨に対する研究部門の設置を行った。

 

・Binance の仮想通貨研究部門について

 Binance は、仮想通貨に対する透明性や情報の真偽をさらに向上させるため、研究機関によるレポートの作成を行っていくと発表した。

 

 Binance の仮想通貨研究部門では、すでにDapps とイーサリアムのデータ処理能力に関するレポートをすでに発表している。今後、Binance の仮想通貨研究部門では、さらに多くの仮想通貨の研究を行い、仮想通貨のシステムや取引に対する透明性を証明していくだろう。

 

加えて言えば、Binanceはすでに独自トークンであるバイナンス・コインを有している。その為、研究の進行具合によっては、決済・決済サポート以外の使用方法が追加される可能性は非常に高い。

 

仮想通貨の取引に対する透明性の証明は、仮想通貨市場だけでなく、政府や国などの機関を巻き込むほど重要なものだ。ブロックチェーンが世界中で開発・採用されていること、投資に至っても分散型取引所などが増加していることから、仮想通貨の取引に対する透明性は欠如すればするほど、世界単位の経済不振につながる可能性もある。

 

Binanceのプロジェクトの1つであるブロックチェーン・チャリティー・ファンデーションは、慈善活動を主としており、慈善活動資金の行方なども透明性が高まることによって更に加速することになるだろう。

 

Binanceの取り組みは、自社の利益だけでなく、仮想通貨市場と既存のシステムの在り方を大きく変えて行く可能性を有している。上場通貨の動向だけでなく、企業体としてのBinanceの動向もチェックしておこう。