今週のビットコインは、6400ドルから6800ドルのレンジを行き来するレンジ相場が続いた。このことは、メディアでも話題になっており、コンサル業はビットコインの値動きについて分析している。


SWELL2018開催も値動きが狭まる

今週のビットコインは週を通して小幅な値動きだった。安値は6400ドル程度、上値は6800ドルで、変動幅は高くて2%だ。くわえて、このレンジは9月18日に安値6300ドルを記録してから続いており、1か月近く同じ価格を行ったり来たりしているような展開が続いている。


年初来安値付近のサポート

今年、ビットコインの価格は低迷しているが、最安値が5800ドル程度であり、6000ドルというのは重要な価格帯として多くの専門家が注目している。そして、現在のような6000ドルから6800ドルのレンジでの推移は今年幾度かみられた。最初は6月10日から7月17日、次に8月7日から8月27日だ。いずれもレンジの突破は6800ドルが契機となっており、レンジを抜けた後は価格が上昇している。そのため、今回もしばらく価格が停滞すると考えることもできるだろう。


エレメント・デジタル・アセット・マネジメント社の分析

このようなビットコインの価格変動率低下について専門家からの分析も発表されている。仮想通貨のコンサル業をおこなう「エレメント・デジタル・アセット・マネジメント」社は、ビットコインの過去30日間の変動幅を分析した。それによると、ボラティリティー・インデックス(変動幅を指数化した数値)は今年5月15日以来、最低になっているという。同社はこうしたビットコインの値動きに関して「つまらない」と悲観的な見方をしている。変動幅が小さくなった原因としては、ビットコインの普及、需給の関係などを挙げているが、「市場が燃料切れになっている」と価格が変動する要因が少なくなっていることを指摘した。直近では、ビットコインETFを筆頭に、米国の規制動向が注目されている。しかし、SEC(米証券取引委員会)は可否判断を延期または保留にし、その動向の不明瞭感はぬぐえていないようだ。