5日、欧州最大規模のETFファンドである「フロー・トレーダーズ」が仮想通貨市場に参入することが判明した。ブルームバーグが報じている。今週はコインベースの「カストデイ」もあわせて、ヘッジファンドのニュースがヘッドラインを賑わせた週だった。



欧州最大のETFファンド フロー・トレーダーズが参入

フロー・トレーダーズはオランダに拠点をもつ、欧州最大規模のETFファンドだ。2018年第一四半期の取引高は、およそ30兆円(2440億ユーロ)と莫大な規模である。そのフロー・トレーダーズがビットコインやイーサリアムの上場投資証券(ETN)の取引を開始した。今回は上場投資信託(ETF)ではないが、仮想通貨市場への資金流入はそれでも期待できるだろう。



機関投資家のニーズ

機関投資家達の仮想通貨取引に対するニーズは高いようだ。フロー・トレーダーズCEO、デニス・ダイクストラ氏は以下のように述べた。


「仮想通貨市場は大きい。すぐに規制されるべきだ。仮想通貨市場の参加者はみんなが思っているより本格的だ。機関投資家も関心を示している。なぜ知っているかって?私たちのもとに問い合わせが来ているからだ」


仮想通貨市場を取り巻く環境は変わりつつあり、現在は「機関投資家の参入」がホットなトピックになっている。今年の4月から機関投資家にまつわる報道が目立つようになったが、7月まで、徐々にその頻度は増しているだろう。それはダイクストラ氏の発言にも表れている。



コインベースの「カストデイ」

今週では、米大手取引所「カストデイ」のサービスも開始されることがわかった。しかし、ダイクストラの言うように、機関投資家が参入するためには、市場の「規制」が必要であり、現状それはまだ実施されていない。オランダ当局は仮想通貨の売買をしないよう呼び掛けていたが、フロー・トレーダーズはそれを振り切って今回のサービスを開始した。機関投資家達のニーズはまだまだ高いだろう。