Bakkt はインターコンチネンタル取引所が立ち上げた仮想通貨プラットホームである。加えて言えば、Bakkt の立ち上げを含んだ一連のプロジェクトにはインターコンチネンタルは10億ドル以上の費用を費やしているとCEO であるスプレッチャーは述べている。

 

さらに、インターコンチネンタル取引所はニューヨーク証券取引所なども運営しており、Bakkt に対する市場からの期待感は非常に大きい。

 

その上で、2019年4月18日Bakkt はビットコインの先物取引を開始するためにニューヨーク州に対してビットライセンスの獲得を検討していると報じられた。

 

仮にBakkt が、ニューヨーク州からビットライセンスの取得を行いだ場合、CFTC に対してもある程度の交渉力を持つことができる。

 

 Bakkt の計画としては、現物受け渡しのビットコインに先物取引を開始する予定だ。この商品に関しては、扱いは金融商品であり、シカゴオプション取引所やシカゴ先物市場のビットコイン先物とは商品の性質が異なる。

 

しかし、CFTCが抱いている懸念は規制よりも仮想通貨の保管に対するものである。Bakkt の取り組みは、仮想通貨市場にとって非常に大きなプラスの要因となる可能性があると言えるものだ。

 

CFTC が抱いている懸念は規制当局としては至極真っ当なものである。Bakkt の現状取引においては保管先がどうしても必要となり、その保管先の安全性の担保がなければ人々はそのサービスを使用することができない。また、このようなサービスを実施した前例のないためにCFTC としても取り扱いに困っている状況にある。

 

CFTC が前例にないという条件だけでサービスを提供をすべて棄却するとは思えないものの、サービスの安全性を証明する手段が足りなければBakkt のサービスが認められることはないだろう。加えて言えば、現状の法律で規制できないものであれば新しい法律の策定さえも必要となる。今後、Bakkt の先物取引がどういった扱いになるのか非常に注目だと言えるだろう。