イランの科学担当の高官は、ブロックチェーンはイランの経済を改善させるとの見解を示した。イランに関しては、国際社会としても経済としての連携を目指しており、Ripple や他の金融プラットフォームなどもイランを対象とした新しい経済システムを構成しつつある。

 

中東地域はどうしても宗教上、対応する為にはシステムを新しく構築する必要性がある。現地に存在する大手企業と提携を行うという取り組みも既に多くの欧米企業が計画している状況だ。

 

 

その中でダリリ氏はブロックチェーンは、イランが国際的に注力すべき技術だと述べた。

 

・イラン国内のブロックチェーン技術への取り組みについて

 

ブロックチェーン技術を使用するメリットは、既存のシステムではカットできなかった人件費や手間、確認作業などを大きく削減できることにある。また、取引などでは承認者が必要になるものの、国際送金であっても従来のシステムよりも時間がかからない。

 

そのため、独自のブロックチェーン技術を開発し、国としてのシステムの根幹をブロックチェーンで行うことを目指している国さえも存在する。

 

ダリリ氏もブロックチェーン対しては、システムのリスクを理解しつつも、ブロックチェーンがもたらす恩恵は、そのリスク以上のものであることを確信している。

 

 

実際のところ、イランで金融機関が仮想通貨を取り扱うことを禁止しており、大々的な仮想通貨の取引は難しい。しかし、ブロックチェーン技術の利用においては、非常に前向きな取り組みを行っている。

 

 

また、イランでも仮想通貨で経済制裁からの回避を図ろうとしているとの見方がある。実際に、ベネズエラなどは経済制裁の回避とともに、政府の財政の立て直しのために仮想通貨を発行している状況だ。

 

国際的にブロックチェーン技術が多くの国で使われるようになることは、仮想通貨の普及や利用という面ではプラスとなる。

 

今後、イランの経済に対してブロックチェーンがどのような効果を与えるかは不明だ。しかし、同国がブロックチェーンに力を入れることによって仮想通貨市場は間違いなく影響を受けることになる。そのため、イランの動向について注意深く見守っておこう。