米仮想通貨資産運用会社モルガン・クリーク・デジタルが、およそ44億円相当の資金調達に成功したことが明らかになった。12日に仮想通貨メディア「The Block」が報じている。


モルガン・クリーク・デジタルが資金調達に成功

今回、モルガン・クリーク・デジタルが資金調達を行ったのは、公的年金基金や大学基金、保険会社など複数の企業とのこと。CEO、アンソニー・ポンプリアーノ氏によると、当初の目標額は2500万ドルだったが、機関投資家の申し込みが増え、最終的に4000万ドル(約44億円)に達したという。コインデスクによると、年金基金から資金を調達した事例はモルガン・クリーク・デジタルが初めてとのことだ。仮想通貨市場は低迷が続いているものの、関連企業への出資意欲は高いようだ。


関連企業の出資相次ぐ

直近では、仮想通貨関連企業へ出資する報道が相次いでいる。仮想通貨XRPを利用する送金業者SendFriendは11日、リップル社やマスターカード、MITメディアラボ、バークレイズなどから資金調達を行ったことを発表。そrねいよると、資金調達額は170万ドル(およそ1億8700万円)で、フィリピンに送金する際のシステム強化に当てられるとのことだ。同社は手数料が最大で65%削減されるサービスを導入するのを目指す。12日には、ブロックチェーン調査会社Chainalysisが、ベンチャーキャピタルなどから3000万ドル(約33億円)を調達したことを発表。Chainalysiはこれにより、プロダクトやKYCの開発に使用するとのことだ。今回のモルガン・クリーク・デジタルの資金調達を含め、このように今週だけで3社の事例が報道されている。ポンプリアーノ氏が述べたように、当初の目標額より多く資金調達を可能にしたことは、今後の業界にとってはグッドニュースといえるだろう。同氏は昨年末、コインテレグラフの取材に対し「(2018年の仮想通貨市場は)観光客が一掃された」とコメント。これから本格的なプロダクトの開発が進められ、今後数年の間で業界がさらに発展していく旨を語っている。