21日の仮想通貨市場は、ビットコインは高値圏で反落するも、アルトコインが大幅に上昇している。市場のセンチメントは良好で、全体でみれば堅調な動きとなった。専門家からも多くの強気の意見が出ている。


21日の仮想通貨市場

21日のビットコインは高値圏でほぼ横ばいの動きで前日比0.3%のマイナス。しかし、アルトコインは大幅に続伸した。中でも上昇率が高いのがビットコインキャッシュで、前日比+16%の上昇。イーサリアムは5.6%の上昇、リップルはビットコインと同じく小幅な動きとなった。ビットコインこそ続伸しなかったものの、全体でみれば非常に堅調な推移だ。時価総額はおよそ14.8兆円で推移。15日からのわずか6日間で、5兆円近く回復している。


メディアでは強気の見解続々

秋から低調だった市場だが、久々の短期間での急騰に、専門家からも強気の見解が出ている。コインテレグラフによると、マイク・ノボグラッツ氏がCEOを務める「ギャラクシー・デジタル」は20日、顧客に宛てた書簡で今回の反発が本物のラリーの可能性があると述べた。同社は、今週から始まったような短い上昇は、投資家に押し目買いの良い機会を与えるという。また、年明けから始まるBakktやFidelityといった機関向けのサービスがそれを後押しすると書簡の中で述べたとのことだ。ノボグラッツ氏本人は、直近のインタビューで、ビットコインはしばらくの間3000ドルから6000ドルの間を行き来すると予想している。先日は世界的メディア「Forbes」が、今回の反発は昨年のような年末の「サンタクロースラリー」ではないかという報道もあった。また、元IMF(国際通貨基金)エコノミストが、保有していたショートポジションを決済したという報道も投資家の心理を改善しているようだ。本日は米議会で、仮想通貨を有価証券ではなく「デジタル・トークン」とみなす新たな法案も提出された。かねてから注目されていた年末の相場動向だが、来年へ向けた新たな規制の動きもみられる。はたして、反発した市場はその価格を維持できるだろうか。