2日に高騰を果たした仮想通貨市場だが、専門家からは相次いでトレンド転換の指摘が出ている。先日、取引所バイナンスが報告した他、ファンドストラッド社トム・リー氏も指摘している。


市場は長期的なトレンド転換を果たしたのか

世界最大手取引所、バイナンスは11日、市場に関するレポートを発表。それによると、直近の90日間でビットコインとアルトコインの相関関係が最高値を記録したとのことだ。同取引所によると、過去の傾向からこのデータはトレンド転換を示唆しているという。バイナンス以外でもトレンド転換を指摘する専門家は多い。加えて、いずれも短期的なものでなく、数年にわたる長期的な上昇トレンドに転換したと指摘している。バイナンスがレポートを発表した同日、ファンドストラッド社代表、トム・リー氏も分析をツイッターへ投稿。同氏は自社で開発した「BMI」という独自の指数が2016年以降で最高値である67を記録したと述べた。このデータは通常、これから価格が上昇・下落するどちらの可能性も考えられるが、リー氏はビットコインが3000ドルで底入れをした可能性が高いと述べた。


その他にも多くの指摘

このように、多くの専門家が現在の相場についてのトレンド転換を指摘しており、いずれも異なるデータに基づいていることは一見に値するだろう。ツイッター上では、アナリストCryptoKea氏が「メイヤー倍数」に基づいた分析を発表。それによると、直近でメイヤー倍数が1.0を超えており、過去の傾向を考えるとすでに相場が底入れを果たした可能性があるという。同氏はそれを踏まえた上で、今後数カ月間横ばいが続いた後、本格的な上昇が始まると指摘している。同じように、Twitter上では、2018年の暴落を言い当てたピーター・ブラント氏が分析を発表。同氏によると、現在の相場はすでに次の上昇サイクルに突入している可能性があるとのことだ。2日に高騰した後、11日に高値を記録。そこから本日まで調整の展開が継続している。これらの専門家の意見を鑑みれば、今後中長期的にも相場動向は注目となりそうだ。