英国の国際送金会社MercuryFXは18日、xRapidを通じた国際送金に成功したと発表した。先日には同国Euro Exim銀行もxRapidを通じた国際送金を発表したばかりだ。


英MercuryFXがxRapidを使った国際送金に成功

MercuryFXは18日、公式ツイッターでxRapidを通じた国際送金に成功したと発表した。発表によると、xRapidを通じた送金は、SWIFTでの英国からメキシコ間の送金と比較して、手数料は79.17ポンド(約1万1200円)、送金時間は31時間削減できたという。現在、リップル社と提携している銀行では、xCurrentを通じた国際送金には成功しているが、xRapidでの送金は事例がまだ少ない。xRapidとは、リップル社が提供するプロダクトのひとつ。xCurrentと異なり、プロダクトにはXRPが使用されるため、実際の価格にも影響するとの指摘もある。昨年10月、Yahoo!Financeのインタビューに答えたMercuryFXのCEO、コンスタンス氏は、従来のSWIFTを使った送金から、今後コストと送金時間を削減できるリップル社のインフラへ切り替わってゆくと展望を述べている。


Euro Exim銀行もxRapidの採用を発表

今週、リップル社は同社の決済ネットワークに参加した機関が200を超えたことを発表。その中でも、英国のEuro Exim銀行は、今年の第1四半期を目途にxRapidを利用した国際送金を開始することを発表している。先に述べたように、リップル社と提携している多くの銀行はxCurrentを利用しており、xRapidを使ったユースケースはまだ少ない。このことは、普段リップル関連のニュースを取り上げないCNBCやフォーチューンといった大手海外メディアでも報道。しかし、両メディアはこのニュースに懐疑的な見解を示している。CNBCは、リップル懐疑主義者として有名な仮想通貨メディア「Messari」のライアン・セルキスCEOの発言を伝え、「大手企業に採用されるかはまだわからない」とした。フォーチューンもxRapidの採用が一挙に進むかはわからないと見解を示している。仮想通貨XRPは国内での人気も高く、昨年11月には時価総額ランキングでイーサリアムを抜き2位に浮上した。順調に提携を進めるリップル社の動向は今年もメディアで注目を集めそうだ。