仮想通貨市場は15日より、価格が変動しない小動きの展開が続いている。17日のビットコインも前日比で1%未満の変動幅となった。


17日の仮想通貨市場

17日のビットコインは終値でおよそ3650ドル付近での取引となった。15日から下値は3630ドル、上値は3750ドルのおよそ100ドルの値幅で推移しており、小動きの展開が続いている。通常、相場ではこのような値幅の小さい動きが続いた後は、上下どちらかに価格が大きく動くとされているので、投資家からは今後数日間の価格動向がにわかに注目を集めている。また、2017年の1月は、仮想通貨市場が大暴落を果たした月であったが、その後1年間でビットコインのボラテリティーは四半期ごとに973ドル、345ドル、245ドル、195ドルと減少傾向になっていることが話題に。この1年を通して、ボラテリティーは98%も縮小したことになる。アルトコインに関しても、おおよそビットコインと連動した小幅な値動きに。市場全体の時価総額は13.1兆円で推移。前日比でやや減少したが、週を通してみればほとんど横ばいの動きだ。


17日のトピック

17日のトピックとしては、まずイーサリアムクラシックの51%攻撃の報道がある。中国のセキュリティ企業SlowMist(スローミスト)は、盗難にあったETCが返金されたと報告。被害を受けた中国の取引所Gate.ioは今回の攻撃者がホワイトハッカーだった可能性を指摘した。51%攻撃の事件に関しては、当初開発者側が否定していたこともあり、不明瞭感が漂っていた。しかし、本日の報道で事件は一旦終結した模様だ。一部では、この事件が先週からの相場の下落の要因を招いていたとの指摘もあるので、今後数日間の相場動向は注目となるだろう。その他には、英国のEuro Exim銀行が今年の第一四半期をめどに仮想通貨XRPを使って国際送金を始めると発表。今まで、リップル社のプロダクトを採用する銀行はあったものの、実際にXRPを使って国際送金を行うのは初の事例となるため、海外メディアでも話題のトピックとなった。