SBI は仮想通貨に非常に大きな期待を寄せている。日本国内でも SBI バーチャルカレンシーズを開き、アジアでは SBI リップルアジアを作り、リップルの普及に努めるなど日本の金融グループの中でも非常に活発に動いていると言えるだろう。

 

そして、韓国の SBI グループである SBI 貯蓄銀行は、フィンテック分野の強化を促進するため、ブロックチェーン専門企業と覚書を締結した。

 

・ SBI 貯蓄銀行の覚書について

2018年9月3日に報道された SBI 貯蓄銀行の覚書は、ブロックチェーン専門企業であるデイリー・インテリジェンスと締結したものだ。ちなみに、貯蓄銀行の分野ではSBI貯蓄銀行は最大手であり、利用者も多い。

 

今回の締結を通して、 SBI 貯蓄銀行はデイリー・インテリジェンスが開発したループチェーンをベースとしたブロックチェーンシステムを銀行内に取り入れる。ブロックチェーンと金融機関のシステムは相性がよく、顧客IDの管理などでは既に韓国の中央銀行も行っている。

 

また、ループチェーンをベースとしたシステムでは、認証システムや決済、IoT、スマートコントラクトなど非常に多岐にわたる機能を備えている。そして、 SBI 貯蓄銀行はこのシステムを使用したうえで、コスト削減や新たな顧客の獲得を目指していくと示した。

 

・SBI と仮想通貨

 

 SBI は、日本の大手企業であり、仮想通貨取引所もすでに開始している。しかし、独自の技術を用いたブロックチェーンの展開は、噂話すらない。

 

対比として、日本の大手金融機関である三菱 UFJ 銀行の MUFG コインは、非常にすぐれたデータ処理能力を持っている。つまり、SBIも日本内外に構わず、対抗すると見て間違いないだろう。

 

将来的な面に目を向けた場合、データ処理能力よりも使用用途によってブロックチェーンが使い分けられる可能性がある。

 

今後SBIが、どのようなブロックチェーンをサービスとして展開するのかは不明だ。しかし、今回の提携は、 SBI にとって新たな挑戦だと言えるだろう。今後の SBI の動向には、要注目だ。