インテルは、パソコンの CPU になどにおいて世界的な売り上げを誇っており、今後もその体制は変わることはないだろう。また、ブロックチェーンの分野に関してもインテルは、 Hyperledger Sawtooth を開発しており、高い技術開発力を有していることを世界に示している。

 

そして、今回Intelはソフトウェアの大手企業SAPと提携を行い、新たなブロックチェーンの作成に取り組む。

 

・IntelとSAPのブロックチェーンについて

IntelとSAPが共同で開発を行うブロックチェーンは、エンタープライズ市場に対して強みを持つ。SAPとIntelは20年以上もの間、信頼関係を築いてきており、今後はSAP主導でブロックチェーンサービスに対応していく。

 

SAPは、独自のクラウドサービスを展開したうえでブロックチェーンと連携しており、自社運用・クラウドどちらでもブロックチェーンへのアクセスが可能となる。つまり、SAPとIntelのブロックチェーンサービスは更にシナジーを高め、協力体制を作っていくとみていいだろう。

 

IntelとSAPの提携では、Intelはブロックチェーンの処理能力と安定性を提供し、共同研究を進めている。今後、IntelとSAPの提携に関しては、更に新しいブロックチェーンサービスの展開も予想される。

 

・Intelのブロックチェーンサービス

Intelは、独自のブロックチェーンを開発しており、マイニングを行わなくてもブロックチェーンが自動でデータ検証を行うことが可能なものもある。共同開発という面では、Enigmaとも協力しており、プライバシー技術の保護に力を入れている。

 

また、最近水産物のトレーサビリティに強みを持つフィッシュコインでは、Intelのブロックチェーンを利用しており、海産物の漁獲量などもブロックチェーンで管理できるようになる。

 

今後、Intelに関しては世界に対する流通ルートを持っていることからIoTに対しても強みを持つブロックチェーンが開発される可能性が高い。SAPとのブロックチェーンサービスの展開では今後も新しいサービスが展開・開発されていくと見ていいだろう。