OKEx は、世界でも最大手の取引所の1つである。香港に拠点を置いていたが、中国の仮想通貨への強い規制を受けてマルタへ拠点を移す予定だ。

 

また、マルタは仮想通貨に対して非常に寛容的な国である。例えば、 OKEx がマルタへの拠点の移動や設立を表明した時なども、 OKEx に対してマルタ政府は歓迎するとともに自国のブロックチェーン技術の開発・採用の促進になるともとらえており、今後マルタでの仮想通貨取引量は世界でもトップクラスとなることは間違いない。

 

・OKExとマルタ証券取引所の共同プロジェクトOKMSX

2018年7月19日、 OKEx とマルタ証券取引所は提携を行い OKMSX と呼ばれるブロックチェーンプラットフォームを開発していくことを発表した。OKMSX では、証券などの金融商品をトークンとして扱い、ブロックチェーン上で発行し、運用できる。

 

また、 OKMSX は、セキュリティトークンに特化した取引所だ。つまり、 OKMSX ではブロックチェーン上で投資、資産運用、顧客情報の確認などが行える。そのため、既存の証券会社のシステムと比較しても、取引そのものがスムーズであり、何よりも改変が不可能であるというブロックチェーンのもたらす信頼性がメリットとなり得る。

 

仮想通貨の分散型取引所は増加してきた。しかし、証券を扱う分散型取引所はまだ存在しない。そのため、 OKMSX には大きな期待がかかっていると言えるだろう。

 

・ブロックチェーン上で資産を持つ意味

世界中でキャッシュレス化が進んでいる。キャッシュレスと仮想通貨・ブロックチェーンの相性は非常にいい。認証さえできれば、端末のみで様々な支払いが可能となる為だ。

 

また、OKMSXの取り組みは、あらゆる資産をブロックチェーン上で保管・運用できる時代が訪れることを示唆している。実際に、資産の運用や手続き・管理においてもブロックチェーンには大いに活躍の場があるからだ。もちろん、既存のシステムの全てがデメリットとなるわけではない。

 

しかし、あらゆる手続きがネットワーク上で完結することから、OKMSXは仮想通貨ユーザーのみでなく、多くの投資家や一般の人々からも注目の集まるプロジェクトとなるだろう。