ビットコイン市場は今月8日以降、6000ドル付近を推移するレンジ相場が続いている。ドミナンスは依然、高水準であり、アルトコイン市場の動向も注目だろう。


ビットコイン市場はレンジ相場の展開が続く

7月25日に高値8500ドルをつけたビットコインだが、その後反落。今月18日には安値5800ドルを記録した。しかし、8月に入ってからは終値で6000ドルを下回ることはなく、6000ドル~6500ドルを行き来する展開が続いている。6000ドルは年初来安値のレベルであり、引き続き6000ドル以上の価格を維持しながら上昇していけるかが投資家の注目となるだろう。また、時価総額のパーセンテージを示すビットコインドミナンスは、高水準のままである。21日時点でのビットコインドミナンスは、52.6%だ。全体の半分以上は、ビットコインの取引で占めているということになる。


アルトコイン市場の低迷は続くのか

ビットコインドミナンスは、今年1月に30%台まで低下していた。つまり、全体の7割は、アルトコインの取引が占めていたということになる。年初から今月まで、ビットコインのドミナンスはおよそ2倍になり、アルトコインの取引は1/2になったと考えていいだろう。それに伴い、アルトコインの価格低迷は続いている。イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコインなど、時価総額ランキング上位を占めるアルトコインでも、年初来安値を今月に更新、そこから現時点で価格が回復している銘柄はない。


多くの上昇要因が価格を後押しできるか

現在、専門家や投資家が注目しているのが、ビットコインETFだ。また、今月発表されたNYSE(ニューヨーク証券取引所)の「Bakkt」がある。これらは、いずれも規制された取引を実現し、今まで参入が難しかった金融機関から資金を呼び込めるとの期待がある。しかし、期待に反して、仮想通貨市場の低迷が続いているのが現状であろう。ビットコインETFに関しては、2019年まで上場は難しいとの指摘があり、規制の不透明感があるのも確かだ。引き続き、米国の仮想通貨規制は注目のトピックとなっている。