23日、SECはProshaers社が申請した2つのビットコインETFの可否判断を行う予定だ。SECが可否判断を下すETFの数は、9月末までに9つに及ぶ。


23日にProshares社のETF可否判断へ

現在、相場の上昇要因として多くの専門家が指摘するビットコインETFだが、SECは9月末までに9つのETF可否判断を行う。その第一弾が、Proshares社が申請している2つのETFで、23日に結果が出される。ただ、市場が注目しているのは、9月30日に可否判断が延期されたSoildX社、VanEck社が申請しているものである。この2社が申請しているETFは、承認されればCBOE(シカゴオプション取引所)に上場されるからだ。


ビットコインETFの経緯

仮想通貨市場は低迷を続けているが、専門家の多くが上昇要因として挙げているのがビットコインETFである。ETFが導入されることにより、規制された取引が実現し、市場に資金を呼び込むトリガーとなる期待が高い。ビットコイン市場は、7月末に、高値約93万円を付けた。この時の上昇の背景もETFの期待感が大きいとされている。しかし、その後米ジェミニを運営するウィンクルボス兄弟が申請していたETFが否決。さらに、8月10日に予定されていたSoildX社、VanEck社の可否判断が延期された。8月に入ってからの価格下落は、ETFの期待感が後退したからとの向きもある。


専門家の中では2019年内上場がコンセンサスに

先日、ブルームバーグのインタビューに、CBOEのトップ、クリス・コキャノン氏が答えた。同氏によると、現在はSECが要求する条件をクリアするための、最終段階に面しているという。CNBCコメンテーターであるブライアン・ケリー氏は、ビットコインETF上場は2019年内になると主張している。専門家の多くは、ビットコインETFは、2019年内に上場されるのがコンセンサスとなりつつある。前回、ウィンクルボス兄弟の申請したETFが否決された際、SEC委員のヘスター・ピアース氏は抗議の声明を発表した。今後、可否判断が行われるETFも、否決理由やリアクションによっては、SECのビットコインETFに対する姿勢が伺えるだろう。