SBIホールディングスは20日、個人間送金をてがける「マネータップ株式会社」を設立した。日経新聞の報道によれば、マネータップに関する事業強化の狙いがあるようだ。


SBIホールディングスがマネータップの子会社を設立

マネータップは昨年10月にSBIグループがリリースした次世代送金アプリ。24時間365日送金可能なことや銀行口座の他に、携帯のQRコードに送金することもできる。また、生体認証も採用されており、優れたユーザーエクスペリエンス(UX)とセキュリティを兼ね備えている。現在は住信SBIネット銀行、スルガ銀行、りそな銀行の送金手数料が無料で、将来的にはその他の銀行も対応していく予定。日経新聞によると子会社の設立は「先行投資しやすくするため法人化することを決めた」とのこと。また「法人化することで主要株主のSBIホールディングスがマネータップに必要な資金面のサポートをしやすくなる」という。SBIのプレスリーリスからは今後について次のように語られている。

「マネータップ社は、引き続き米国Ripple社からの全面的な協力を得て新技術の導入等を推進することでイノベーションを一層加速するとともに、今後、内外為替一元化コンソーシアムの参加行に加え、その他の金融機関にも株主として経営に参画いただき、それら金融機関と協調して、顧客便益性の高い金融サービスを提供すると共に、キャッシュレス化を通じた新たな産業の育成及び社会コストの低減に貢献して参ります。」


将来的にはマネータップにXRPの採用も

今年1月に開かれたSBIの四半期決算説明会の中で、北尾社長は将来的にマネータップとXRPを統合させると語った。これにかかせないのが、R3の分散型台帳技術「コルダ(Corda)」である。R3は国際送金「コルダ・セトラー(Corda Settler)」を昨年12月に発表しており、それにはXRPがサポートされている。北尾社長は「コルダ(Corda)」を応用することで、金融事業の利便性を向上させる構想があると語った。今年、1月30日、SBIとR3は合弁会社SBI R3 Japanを設立している。

参照元:『キャッシュレス推進に向け次世代金融インフラを提供する新会社設立に関するお知らせ』

『SBIHD、個人間送金で子会社』