リップル社が公式サイトにて「The Difference Between Ripple and XRP(リップルとXRPの違い)」というページを用意し、リップル社とXRPの違いについて説明した。現在、アメリカでは、XRPは通貨ではなく、リップル社の有価証券にあたるという議論が過熱している。


リップル社は企業・XRPは通貨

リップル社が説明した内容によると、リップル社は「ソリューションを提供するテクノロジー企業」、対してXRPはリップル社とは独立した仮想通貨であり「ブロックチェーンを基盤にしたオープンソーステクノロジー」とのことだ。お互いの関係性については、リップル社はXRP資産を制御したりはせず、XRPは誰かが独占したりするものではないと説明されている。


誰がコントロールし、利用しているのか

また、権利(コントロールと利用)については、リップル社はCEOや従業員に、対してXRPは特定の誰かに権利があるわけではないとのこと。あくまでXRPはそれを使う人、XRPコミュニティーにあると説明されている。


アメリカで過熱する有価証券の議論

リップル社が、わざわざ公式サイトでこのような説明をする背景には、「XRPはリップル社とは独立している」という認識を広める狙いがあるのだろう。アメリカでは、XRPはリップル社の有価証券にあたるとして、日本のように国内大手取引所に上場できていない。また、CEOガーリング・ハウス氏も度々、XRPの独立性について言及しており、XRPは完全に独立した仮想通貨であることを証明するのは課題とも言っている。昨日、アメリカではビットコインETFの可否判断が8月10日に決められるのが発表されたが、ビットコインは完全に独立した通貨として有価証券ではないとSEC高官が発言した後のことである。その通貨の独立性は、仮想通貨規制に深く関わるために、リップル社は今後もXRPの独立性をアピールするだろう。一方で、この問題は根深く、議論は長期化すると指摘する専門家もいる。リップル社とXRPの関係は、今後どのように変化していくのであろうか。