仮想通貨市場は長いレンジ相場が続いている。ビットコインは9月5日以降、6000ドルから6800ドルの間を行き来きしており、歴史的にみても低ボラテリティーの状況が続いている展開だ。そんな中、多くのアナリストは近い将来、ブレイクアウトすることを指摘している。


ファンドストラッド社テクニカルアナリスト ロブ・スライマー氏

ファンドストラッド社のテクニカルアナリスト、ロブ・スライマー氏の分析によれば、今後1、2週間が重要な局面になるとのことだ。金融メディア「マーケットウォッチ」内で分析を行った。同氏によると、3つのテクニカル指標が重要な価格帯にトライしていると指摘。重要な価格帯は9月の高値(およそ6800ドル)であり、仮にここをブレイクすると、上昇トレンドへの転換が見込めるという。6800ドルは9月以降、ビットコインが超えられない壁となっており、スライマー氏含め多くの専門家が注目している価格でもある。また同氏によれば、アルトコインに関してもビットコインと同様、重要な価格帯にトライしているものが多いとのことだ。


その他にも多くのアナリストが注目

仮想通貨取引プラットフォームを提供するeToro社のシニアアナリスト、マイティ・グリーンスパン氏は、足元の膠着状態にも関わらず、ビットコインの1秒間の取引が増加傾向にあることを指摘している。同氏によれば、これは「平坦な相場サイクル終焉のサイン」で、近い将来相場が動き出すことを示しているという。また、16日にコインデスクが行った価格分析によると、現在のような相場の動きは過去にも繰り返しており、今回もそれを再現するならば価格の上昇が2019年初頭に起きるとのことだ。その重要な指標となるのが200日移動平均線で、20日時点では7200ドルを推移している。このように、多くの専門家が近い将来、相場がブレイクアウトすることを指摘している。その重要な価格は直近で超えられない6800ドル、また200日移動平均線が位置する7000ドルから7200ドルといったレベルのようだ。例年、年末に価格が上昇しやすいといわれる仮想通貨市場だが、果たして今年は上昇することができるだろうか。